プライド


 誇り高い、というととても立派な感じがするのに、プライドが高い、というと、扱いが面倒くさそうな印象がある。
 プライドを言い換えるとなんだろう。自尊心? 自信? 自負心? 自意識?
 プライドは「自分」を認めて、意識しなければ抱くことは出来ないものなのだろう。
 プライドは難しい。自身と向き合わなければ作れないが、自分を正確に測れるだけのモノサシが無ければ滑稽だ。
 けれどだからこそ、プライドを持つ人はとても格好いい。プライドを持つことは、とても怖いことだ。
 自分が立っている高さを測り、それを認めることは、そこから下りることを許さなくさせる。プライドは天井を測ることでもあるが、ボーダーラインを引くことでもある。卑屈という逃げ道を、プライドは塞ぐ。
 誇りじゃなくて、プライドを持った人間になりたい。高尚な言葉で誤魔化さず、ともすれば驕りへと転がりそうな言葉を使う覚悟を持ちたい。
 プライドはきっと、勇気だ。