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お台場花火2023撮影(4週目)

概要

12/23は2023年のお台場花火の最終日。
クリスマス前の週末なのでお台場は混雑するだろうと思い、今回は対岸の芝浦南埠頭から花火を狙います。


芝浦南埠頭

(出発前)
夜間にこの埠頭に訪れるのは初めてかも知れません。
釣り場としても人気の場所なので、撮影者同士以外にも釣り人さんとも譲り合いやフレーミング調整など気を使う必要がありますね。

画角イメージサンプル(24mm)

念のためストリートビューで自宅で確認。
レインボーブリッジが立体的に写るアングルですが、花火とどのように組み合わせるか、イメージを膨らませます。

ストリートビューのキャプチャ。第6台場の島の向こう側から打上げされる見込み

前回、前々回の撮影を踏まえ、少なくともお台場側からは横構図で24m、縦構図で35mmで花火が収まることがわかっています。
埠頭側はそれよりも若干距離があるので、24mm域をカバーできるレンズであれば、花火が収まりきらないということは無さそう。
画作り次第で、14-24ズームにするか24-70ズームするか、どちらのレンズを持っていくか悩みどころです。

当日、現地入り

田町駅

撮影場所の埠頭南にはゆりかもめの芝浦ふ頭駅が最寄りですが、別に1枚撮りたい場所があったので田町駅で降りてトコトコ歩きます。
埠頭南には17時頃到着。
雲はほとんどなく、上々のコンディション。
雲があると明合成したときに不自然に見えてしまうので無いに越したことはありません。
風はほぼ無風、最近の冷え込みに加えて海沿いなのでとにかく寒い。
三脚を立てている人も釣り人も数人、場所取りで困ることはなかったですが、数メートル離れたところに電気ウキを使っている釣り人さんがいたので写り込みを避けられるようにマージンを撮りつつ、場所を決めます。

とにかく寒い!

今回は14mmを使って橋をメインにして花火は添え物に。
それでは全体に大人しいイメージになってしまうので、打ち上げ場所が垂直になるよう、傾けた構図を作ってみました。
水面を明るく写したいのでフィルターはND8とハーフNDを組み合わせます。
暫しの間、待ち時間。きれいな夜景を見ながら寒さを紛らわせます。

いざ

打ち上げ時間が近くなると、三脚の数も観覧者の数も増えてきました。
19時、レインボーブリッジの照明が消灯され、色が変わって再点灯、打ち上げ開始。
予想より右側から上がったので花火を垂直に配置する目論見が早くも崩れます。
そして煙がその場に漂い続けなかなか消ない…。(対岸で撮っていた人は煙は気にならなかったとか…)
でも迷っている暇はありません。夢中でレリーズをオン/オフ…あっという間に5分間経過、試合終了です。
念のため、花火なしのイメージを撮影して撤収します。

花火の根本が白飛びしてしまってる。ハーフNDをもっと下げるべきだった…。

打ち上げの打ち上げ

仲間と新橋で落合い、冷えた身体を温めつつ反省会。
同じ花火大会を追いかけていたのに人によって考えやアプローチが違って面白いです。

結局コレが一番楽しい

12月の毎週土曜に開催されたお台場の花火もコレでオシマイ。
場所や撮り方を工夫して毎週お台場に通い、たった5分間だけの花火を撮る…まるで週間テストみたいな12月でした。
また来年の開催が楽しみです。