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"手"の込んだテキトーをやろう

遊び心って、みんながもともと
持っているもの?

大人になると忘れてしまうもの?

後天的に学びとっていくもの?


日々のくらしのなかで、余裕の無い人にこそ
遊び心を忘れないでほしいと思う

会社員デザイナーをやっていると
ついついデザインの正当性を
プレゼンしなければならない場面もある

それはそれで、商品を世に出すために
必要なプロセスとして、通過点として
全力で語らなければならない


人は不思議なもので、
無駄を省きたいはずなのに
寄り道をする

どんなに研ぎ澄まされたコンセプトだって
“それだけ“となってしまっては
少々息苦しくなる


陰と陽

塩と砂糖

一見打ち消し合うような関係

表裏一体のスレスレ


そのスレスレの、ギリギリコンセプトに
即しているかも?というラインを揺さぶる


真ん中からの距離があればあるほど
でも、確実に芯は食っているところ

そこに生まれる時空に、
物理的距離を意図的に取る
その【あそび】に、魅了される

ブラックホールに吸い込まれるように


遊び心は、他人の遊び心をくすぐる


これを意図的にやろうというのだから
テキトーではないのだが、
むしろ、手が込んでいるわけだ



無駄のない、合理的な方法で
遊び心は生み出されているかもしれない


そう考えると、なんだかクスッとするもんだな

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