REVIEWERS HOUSE Vol.4【#テラハじゃないよ】
こんばんは。akira (@akiras21_)です。
会が開かれてからそろそろ2ヶ月が経ちますが、いま聞き直しても新鮮な話題が多くて驚いています。
この会は、ひとつテーブルの周り、レビュワー5人がただひたすらマリノスを語る会です。用意したのは、ステキな酒場とステキな戦術ボードだけ。台本は一切ございません。
ということで、今回も短めではありますがどんどん参りましょう。前回から引き続きレビューとレビュワーのみなさんの話に加え、あの期待のホープも話題に上がります。
多様化するマリサポのレビュー・プレビュー
OJ
…だから、(合コン編は)たまたまツボに入っちゃったんですよね。
akira
テキトーに30分で書いた曲がメチャクチャ売れちゃった、みたいな。
OJ
ビートルズでいうと「Yesterday」がそうですよ。ポール・マッカートニーが夢で見た曲があって、こんな感じだな〜って書いた曲がめっちゃ売れたんで。今ではビートルズといったら「Yesterday」って言う人もいるぐらいですからね。俺って言ったら合コン編、みたいな。
(一同爆笑)
akira
シーズン後半もそういう現象が起こるんだろうな、って思います。これだけメンバーがいれば。
そう、今回声を掛けた人たち以外にも最近増えてるんですよね、レビュワーが。
(一同一斉にうなずく)
お市
そう、いる。恐ろしい人たちがいる。
OJ
この前、FC東京戦のプレビューを書いてたBunさん(@junkstar_fm)っているでしょ?あの人、みんなに知られる前から僕は読んでたんですけど、あの人のプレビューはヤバいですよ。
本当にマリサポか!?っていうぐらい、他のチームの試合も観てますよね。
ヒロ
もうJリーグの試合は全部ガッツリ観てるんじゃないか?ってぐらいですよね。
お市
あの人、分析官とかコーチの方なのかな?って思います…(マリノスの)中に入ってくれないかな、(ビデオアナリストの)杉崎さんの右腕とかで(笑)
OJ
杉崎さんね、会いたいですよね。僕、彼と同い年なので気になってたんですよ。
akira
こうやってやってれば、どこかで機会はあるかもしれないですよね。なんか、ガチの人とこういう話してみたいです。ふざけたお話も込みで(笑)
お市さんによる「山谷侑士という男」
OJ
…めっちゃ話変わりますけど、山谷侑士ってやべーな、って。
(一同絶賛)
お市
アイツは、やべえっす。あの、気が触れてます(笑)
もう嬉しくてしょうがない。
akira
昨日(第17節・FC東京戦)ね、何気に体強くね!?って。
OJ
ビックリしましたよ、あんなのがユースにいるんだ、って。
お市
そう、いるんですよ。ただ今年のユースには山谷侑士タイプはいないです。今の3年生でいうと…一番近いノア(ブラウンノア賢信)かなぁ。彼は思いっきりセンターフォワードです。
OJ
なるほど。ノアはセンターフォワードだけど、それでも山谷ほどではないと。
お市
山谷はセンターフォワードというよりもウィングで、フォワードをやったとしても2トップの一角なんですよ。だから、こないだ1トップをやった時は初めてだったって言ってて。
ヒロ
初めてであのプレー…(笑)
OJ
いや…完全にドラゴン(久保竜彦)でしょ、アレ。あの左足ズドンは。
ヒロ
同じこと思ってたんですよ、昨日の試合観てて。
お市
「(そのシュートフォームは)腰やるぞお前ーッ!!」って(笑)
注:久保竜彦は腰のひねりを最大限に活かしたシュートを打っていたため、マリノス時代も腰痛に悩まされていました。
彼は確かにそこがちょっと怖いんですけど、彼がユースの時に任されてたことって、完全にユヴェントスのマンジュキッチなんですよ。蒼井真理さんもずっと言ってましたけどね。
ウィングに立たせておいて、ビルドアップが失敗したなと思ったら山谷に1回当てる。そうすると、ユース世代のサイドバックってちっちゃい子が多いんで、(ボールの競り合いで)ボロ勝ちするんですよ。で、そこを起点に一旦前進して、そこからショートカウンター気味に…っていうのができてたんで、「こいつをウィングに入れたらいろいろ想像が広がるぞー」って思ってたらまさかのセンターフォワード(笑)
OJ
でも逆にアリっちゃアリですよね。サイドは右ですか?
お市
椿(直起)が左で、山谷が右ですね。基本的には中にカットインさせる感じ。後半から(FC東京戦のように)ああいうふうにポンと入れたりして、前進の手段としてウィングに置いたりとか、センターフォワードにしたり2トップにしたりとかして、(戦術に)幅をもたらせる子ですね。あと、性格がめちゃくちゃプロ向き。
OJ
それじゃ、もしも監督が代わったら右サイドは仲川(輝人)じゃなくて山谷っていう可能性はありますか?
お市
あー、ただまだプロの距離感に慣れてない感じがありますからね。
確かにあのシュートをバーンと打ってておーってなってましたけど、その後はちょっとトーンダウンしちゃったのがあったり、三好(康児)のラストパスを左足で打つことにこだわっちゃったりしてましたね。あと、「ユースならまだここで足は伸びてこなかったよな」っていうのも。(北海道コンサドーレ)札幌戦が顕著だったんですよ、体当てられてうわーってなっちゃってて。
ちょっとずつ自分で課題を見つけて、これは克服してこうっていうふうにしてて。確かに、(当たり負けしないように)ユースの時よりは体つきがガッシリしてきてるんですよ。そういうふうに、目的意識を持って成長していこうっていう彼の思考も僕は気に入ってます。
akira
秋口ぐらいから爆発するかもしれないですね。
お市
いやー、ゆっくり育てたいですよね。こう、過度な期待は掛けずにゆっくりと。
パタン。
(扉が閉まる音)
<Vol.5につづく>
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