アキラの「上京物語」第11話

なんだか上京前の地元でのお話が長くなっちゃいましたね。

舞台を東京に戻します。

文化のスタ課に通いながら勿論バイトにも明け暮れた。一番最初は新宿は
歌舞伎町にあるカラオケ屋。ピンクのモヒカンのあか抜けない少年ですよ、若いって素晴らしいとばかりに普通にそのまま制服に着替えてエプロンしていわゆるカラオケ屋さんのお仕事全般やらせてもらった。各部屋にドリンクやらお食事やらを運ぶ、お客さんが帰ったらすぐさま掃除!今のバーニーズくらいのところで客引きもしたなぁ。

中でも衝撃的だったのは40代かなぁ、オジさん(って今オレその歳じゃん笑)と制服着た女子高生が真っ昼間っから二人で入店しに来たこと!そのカラオケ屋さんは1階が受付と厨房、2~4階が個室とトイレでエレベーター無し、細く急な階段で往復するって過酷なお店だったんだけど、それはさておき
昼間の忙しくない時間帯は基本4階にはお客さん入れないスタイルだった、
にも関わらず何故かそのカップル(カップルだったのか!?)は誰もいない4階の一室に入ったのだ!
階段を駆け上がりワンドリンクを運ぶのはもちろんペーペーのオレの役目、だったんだけどなんかちょっと厨房が混んでて通常より多分15分くらい遅れて提供しに行った記憶がある、部屋の前まで来てノックしようとした時、
ドアの少しガラスになってる部分から中の様子が見えて、、
そしたらな、なんと、、そこにいるはずの女子高生の姿はなくオジさんだけが座ってちょっと上を向いてる。
ん?でも女子高生は下に降りても来てないし、トイレも誰も利用してなかったし、部屋の外に出てたら廊下激せまだからすぐに分かるし、、
とかを一瞬で思いめぐらせた次の瞬間、これがホントの衝撃映像!!
うわぁー!テーブルの下にその子のローファーの靴底が見える、、
位置的にはオジさんの正面に膝をついて座っていることになる、、
い、いったい何をしてるんだぁーーー!!


これ以上はご想像にお任せします。
果たしてアレが今で言うパパ活だったのか、援助○○だったのかは20何年経った今では考えたところでなんの意味もないけど、そんなこともあったなぁっていう単なる思い出話し。たまにはこんなのもオモロイかなってね。

ではまた!

次回に続く…

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