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離れていても聴こえる響き

こんにちは!
少し久しぶりのnote更新となります。

今年もはじまりから1ヶ月が経ちました。

年が明けた1月1日、
聴き覚えのある歌声を、再び聴く機会を得ました。

大学時代に所属していた合唱部でテノールを担当していた先輩が、
YouTubeに、歌を投稿しはじめてくれました。

先輩は、慣れない土地で不安だらけではじまった大学生活の一番はじめに、
優しく声をかけてくれた人です。

その後も、合唱部の仲間で遊園地に遊びに行ったり、
一緒にインテリアショップを巡ったり、
先輩が指揮をとった寺山修司作詞の組曲では、ソプラノ担当だった私にソロパートを振ってくれました。

そんな、とてもあたたかく、ユーモアもある優しい先輩でした。
とてもお世話になった印象深い先輩のひとりです。

そんな先輩の歌を、再び、聴くことができました。

最後に聴いた時から10年以上経っていても、
先輩の声には優しさとあたたかさが変わらずあって、
空気をたくさん含んだような温度の高い、
木管楽器のようなウッディな歌声に心ほどかれました。

声に、人となりは現れるなぁと感じます。

一言、一言、詩を大切に、
たくさんの人に届けたい、という以上に、
ただ1人のためにも、
心に歌声を深く響かせたい、
そんな、歌に対する愛情が深く深く伝わってきて、
元旦に声を聴いて以来、
私の心の中で何度もリピート再生されています。

1月中に、元気が出なくなった時には、
先輩のチャンネルを開いて、
歌声を聴き、心を落ち着かせていました。

頻繁に会えなくとも、物理的に距離は離れていても、
信頼できる人のひとりです。

出会えたことに感謝と、エールをこめて。

私も歌を投稿してみようかな?と、
そんな思いつきのひとすじの希望をくれた、
優しい先輩。

今日も、ありがとう。

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