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遺書

酒に浸った時ほど文を書きたくなる。理由はきっと自我を忘れ誰にどう思われようととどうでも良くなるからだろう。いつかこの文を読む君は呆れて失笑するだろうか。そうしてくれると嬉しい。

こいつは酒に溺れてたもんなって思ってくれたならそれはそれで私を理解してくれていた事になるのだと今から嬉しくなるのはきっと私が消えた時に君を一番に愛していた証拠となるだろう。綺麗事を書けるほど真っ直ぐ正直に生きれない私ではあるがこの文を読んでいる君はきっと私が消えた時に一番大切な存在であったことを理解してもらえると嬉しい。

まぁいい迷惑な話ではあるが、今、君に大切な人がいたとしたらこんな文を読まなくていいし忘れてくれたらと思う。本来ならこういうことは今読んでいる君と、今私がこの文を読んでいてほしいと思う君が同一人物かはわからないがもし違っていたとしたら君には申し訳ないが机でも殴って怒りを発散してほしいと思う。いや、やっぱり自分を傷つけないでほしい。


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