自分にしか出来ない仕事 カナダ留学日記 6/17(Mon)バンクーバー生活残り148日

あなたが普段やっている仕事はあなたにしか出来ない仕事ですか?
それとも誰でも出来る仕事ですか?

この答えはどっちが多いんだろうか。

仕事に意欲を持って働いている人の割合が132位(6%)の日本では、後者のように感じている人が多いのかなと推測します。

今日はそんなお話。

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ギャラップ社というアメリカの、世論調査や人材コンサルティングを手掛ける会社が行った調査によると、日本は「熱意あふれる社員」の割合が6%しかないそうだ。(詳しくは下記URL参照)
https://r.nikkei.com/article/DGXLZO16873820W7A520C1TJ1000

この数字をどうみるか。
また、何故このような結果となっているのか。

僕は原因の1つは、多くの人にとって仕事が受験勉強の延長となっていることにあると考える。

なぜ勉強をするのか?

良い大学に入るため

なぜ良い大学に入る必要があるのか?

良い企業に入るため

なぜ良い企業に入る必要があるのか?

生活に困らないため

おおよそこのような思考回路で日本の高校生は勉強している。
少なくとも、僕はそうだった。

日本の中学生は良い高校に入るために勉強している。

小学生は地域により差はあるが、都市部だと同じような思考回路で勉強をしている。

そもそも「良い」学校や「良い」企業ってなんだ?という話はここでは置いといて、良い企業に入った後のことを考えてみよう。

私達が、その企業を選んだ理由。
それは「良い」企業だったからである。

よく分からないけど、就活偏差値という謎のランキングで上位の会社。
よく分からないけど、ホワイト企業として有名な会社。

そんな良い企業に入った私達は次に何を目指すのか。

この問いこそが日本の社会人が自分の仕事にやりがいを持って働くために必要となるものであると考える。

企業に入るまでは、受験勉強という名のゲーム、就活と呼ばれるゲームの強いものが勝利をつかむ。

しかし、企業に入った瞬間、そのゲームは終わりを告げる。

それまでのゲームには4択式の解答やこれさえ答えれば内定獲得というマニュアルがあった。

ところが、社会に出た瞬間から答えのある問いはなくなる。

今までは、いかに用意されている答えに辿り着くかということに努力を重ねていたのに、それが突然答えは自分で考えよという問いに変化するのである。

その答えを探すことを放棄するとどうなるか。

学校で先生から出されるやりたくもない宿題をやっていたように、上司から言われるやりたくもない仕事を嫌々やる。

そんな大人の積み重なりが、この熱意あふれない社員が94%という現状につながっているのではないか。

逆に考えると、6%の人たちは、良い大学に入るために嫌々やっていた受験勉強ではなく、夜ご飯の時間になっても帰りたくない、小学生のときの放課後のサッカーの時間のように仕事に取り組めているのだと思う。

どうせ働くならバカみたいに熱中して働きたい。

そうするだけで、この国では上位10%のやる気溢れる社員になれるのだから。

社会に出たことのない未熟者の独り言でした。

今日はこんな感じ。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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