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【2024/01/27 息子と二人暮らし】

夫が帰省していたので、この10日間DK息子と二人暮らしだった。

夫はほぼ出張がないので、息子が中一になった頃2018年の4月5月の、2週間がまさかの2か月に延長になったアメリカ出張以来の二人暮らしとなった。

今は息子は受験直前シーズンなので、ほとんど家にいる。私も病気をもらってこないようにほぼ家にいる。だからすごく長い時間を一緒に過ごしている。

2年前から成人年齢が18歳になった。子どもが2年も早く大人扱いとなることになった。それまでは、なんだかんだ20歳までは私の子どもと思っていたので、この急な前倒しは母心をちょっと寂しくさせた。でも、まさにその18歳になる直前にこの10日間の二人暮らしの機会があり、プレゼントのように感じている。

息子はすごく頼れる人間になっている。頼れるけど、私の意見も取り入れてくれる優しさもある。話や仕草もユーモアに程よく富んでいる。野球やスポーツのことを教えてくれる。活字が好きという話をしてくれる。寝顔が何歳になっても可愛い。成長も見られるし、変わっていないところも見られて、本当に至福の母親タイムだ。

実は受験前なので、ほとんどの時間は自室で勉強しているので、食事やお茶の時以外は顔を合わせないのだが、それでも「なんかいる」という空気感が感じられるのが、家族だなぁと思う。この空気感はコロナ禍での自宅待機期間にも感じられて、お陰様で自宅待機期間が全く苦でなかった。

私は夫好きなので、もちろん夫がいても嬉しいのだが、やはり自分のお腹から分裂してきた息子と向き合ったり、並んでいる時間を持てるのはまた別の喜びだ。成人したら一緒にいても「私の子」感が違ってきそうなので、この息子の子ども期最後の期間を近くで濃く見られたのは本当に神様からのプレゼントの一つだとして、魂メモリーに刻もうと思う。

というわけで、今晩夫が帰ってくる。あ、今わかったけど、夫がいないと私は家事を少しサボったり、少しだけ朝遅く起きたり、少し緊張が解けるみたい。帰ってくるなら…と微々たるものだけど緊張感が走りはじめてる。

分裂仲間(息子)とは違い「嫌われないように」と微々たるものだけどよく見せようとするみたい。喜ばせたい、というのは両者に対して同じようにあるけど、息子に対しては「嫌われないように」がないんだな。多分、母や妹に対しても同じ感覚だ。分裂仲間ってやはり違う。

世界はこの関係要素の集合で構成されているのか。あたたかいけど、濃くて怖いところもあるわけだ。

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