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雪後の松

という詩がある。

雪後に始めて知る松柏の操、事難くしてまさに見る丈夫の心

男というのは普段の見かけがどうだろうと、いざという時に
真価がわかる。
松の木は花も咲かず暑い真夏にはどうと言って見所のない木だが
雪の積もる真冬には枝を折るほどの雪が積もってもそれに耐え、
青い葉を保っている。

それが本物の男の姿だという。

この詩は
著 石原慎太郎 
題 あるヤクザの生涯 

という本で知った。
全部は読めてないが巻末にこの詩が載っていた。
安藤昇というヤクザの話である。

ロシアがウクライナを攻撃した。
戦争、犯罪、事故、喧嘩などの非常事態にこそ
男の真価が問われることになる。

松の木のようになりたいものだ。


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