オオキアキト

元、ゲームソフト制作のデザイナー。CGの勉強の延長で入手した一眼レフカメラを持ってから…

オオキアキト

元、ゲームソフト制作のデザイナー。CGの勉強の延長で入手した一眼レフカメラを持ってから、写真はもとよりカメラの魅力にハマってしまった経緯のオタク。撮影スタイルは、散歩カメラ。好きなレンズの焦点距離は、35mmと50mm。

最近の記事

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自己紹介

はじめまして、オオキアキトと申します。 東京近郊に住む中年オタク男で、カメラ歴は二十数年程になるんですが、写真歴ではなくカメラ歴と書いたのは、「写真を撮ろう!」と思い立って、一眼レフカメラを手にしたものの、肝心の写真撮影よりも、カメラやレンズの“モノ”としての魅力の虜になってしまい、いつの間にかただのカメラオタクに成り下がっていたからなのでした。 そんな僕が、初めてカメラを手にしてから、時代は移り変わり、写真やカメラの楽しみ方も大きく変わったと思います。僕が初めて買ったカ

    • PENTAX・フィルムカメラプロジェクト応援イラスト。

      久しぶりの投稿です。 しばらくカメラと戯れられてないんですが、最近のペンタックスの動向が気になります。K3-IIIモノクローム、良いなぁ…光学ファインダーの一眼レフでモノクロ写真を撮るって、「その手があったか!」っていう感じです。 その件とは別に、「PENTAX 67・ガール」を描いてみました。フィルムカメラプロジェクトの発表の後、ペンタックスのカメラのイラストを描きたいなぁと思い、67をモチーフに選んでみました。もうプロジェクトの発表から大分経ちますが(^^;) このイ

      • 結局、ライカって何が良いんです?

        今回は、数年前まで僕のハートを鷲掴みだったライカについて書いてみたいと思います。ただし、デジタルのライカではなくて、フィルムカメラのライカについてです。現行のデジタルのライカでも、M型のレンジファインダータイプのライカは、1950年代に登場したライカM3の流れを汲んでいますし、大昔のライカレンズも使えますから、全く無関係という話でもなかったりしますが。 ライカというと「カメラの王様!」とか「いやいや、別にライカじゃなくても同じ様な写真撮れるでしょ。」とか賛否があったり、M型

        • ニコンZfcと中華レンズで年末の街歩き。

          昨年末に、ニコンの「Zfcのある生活」キャンペーンに当てられて買ってしまった、Zfc。(しかし中古!ニコンちゃんゴメン!) 以前の僕のカメラ機材の紹介記事を読んだ方であれば、「あれ?君のメインカメラはZ5だったんじゃない?」というツッコミが入るかと思うんですが、昨年夏から、仕事や私生活面でもアレコレごたごたしまして、趣味のカメラの面でも変化がありました。Z5は、とても気に入っていたフルサイズカメラだったんですが、手放した経緯なども含めて別の機会に記事にしたいと思います。

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          ペンタックスSPの思い出(ペンタックス・フィルムカメラプロジェクトに思う)

          少し前のニュースですが、ペンタックスがフィルムカメラプロジェクトを発信しましたね。Twitterとかでは、「ガンバレ!」という声と、長年のペンタックスファンで、デジタルの時代でもペンタックスを使い続けている人からは、「ビジネスの収益や企業の体力的に大丈夫なの?」という、客観的な意見も散見されました。 僕自身としても、どちらかと言うと「ペンタックス、大丈夫?」という心情の方が強かったんですが、色々考えると、「カメラ」というアイテム自体の存在意義がデジタル・アナログ問わずに既に

          ペンタックスSPの思い出(ペンタックス・フィルムカメラプロジェクトに思う)

          鶴見線・国道駅とベイエリア散歩(その2)

          前回の記事は、戦前に建造され今も当時の雰囲気を残す、鶴見線・国道駅の様子の写真を掲載しました。今回は、その続きです。国道駅で鶴見線のダイヤを確認したところ、鶴見線は昼間の電車の本数が極端に少ない事に気が付きました。当初は、都心のローカル線の異名を持つこの路線の駅を全駅踏破したいなぁと考えていましたが、それには綿密に電車のダイヤの計算をして、本数の多い時間帯に出かけなければならないという事で、事前の準備が足らなかったことに気が付いたのですが、ならば、もう一つの名物駅の海芝浦駅に

          鶴見線・国道駅とベイエリア散歩(その2)

          鶴見線・国道駅とベイエリア散歩(その1)

          僕の散歩カメラの方法は、なんとなく行ってみたい場所や地域をGoogle Map で大雑把に調べて、なんとなくのルートを決めて現地に向かって、それからは、その時の気分に任せてあまり事前に調べたルート通りには歩かず、マップもそんなに確認せずに多少迷いながら歩くという方法で散歩をするのですが、猛暑の夏場にこういう風に歩くと、流石に熱中症の危険があります。 必然的に、夏場の散歩はピンポイントになるという事で、行ってみたい場所を普段よりはきちんと決めて出かけるという事になります。そん

          鶴見線・国道駅とベイエリア散歩(その1)

          僕が好きな場所。自由学園明日館。

          みなさんは、好きな場所はありますか? 散歩カメラを趣味にしていると、歩いていて何となく好きな地域や、散策ルート、何度も訪れたくなる建築物などができてきます。 別に、自分しか知らない特別な場所という訳ではなく、実際に自分が歩きたくなるルートは、その地域自治体が散策ルートとして紹介していたり、訪れたくなる建築物も、知る人ぞ知るというよりは有名な物件ばかりです。雰囲気の良い街や公園、建築物は、やはり誰が訪れても気持ちが良い場所という訳ですね。 今回、記事に書いてみたいのは、 

          僕が好きな場所。自由学園明日館。

          RICOH Caplio GX の思い出。

          長いことカメラや写真が好きな人なら、リコー・Caplio GX というデジカメに懐かしさを覚える方もいるかと思います。 2004年5月発売との事ですから、時期的には、フィルム一眼レフカメラもそろそろ表舞台から降り、その座をデジタル一眼レフに譲る頃で、リコーのGRのファンの間でも、デジタル版GRを熱望する声も出ていた様に思います。 そんな頃に発売されたカメラなんですが、単焦点レンズを搭載したスナップシューターGRとはちょっと違う様な、でも何となくメーカー側もGRを意識して作

          RICOH Caplio GX の思い出。

          Nikkor Z MC 50mm f2.8 の魅力

          先日、梅雨の合間の晴れ間という感じの日に、東京都と千葉県の境目にある、市川市の国府台のあたりを散歩カメラしてきました。 この日は、Z5にNikkor Z MC 50mm f2.8 をセットして、50mmレンズ一本のスナップを満喫してきました。歳を取ってきたせいか、若いころよりもしみじみと50mmレンズの自然な表現を後で写真を見返した時に感じる様になりました。 ニコンのZシステムは、50mm 近辺のラインナップが、大口径のプレミアムなレンズから、一般的な標準レンズとしての明

          Nikkor Z MC 50mm f2.8 の魅力

          デジタルカメラが拾いきれないもの。

          ひと月ほど前に、自宅のパソコンを刷新しまして、色々とデータのバックアップやら移し替えやらといった作業するをしていた時に、ちょっと面白い画像を見つけました。 2004年頃に、6x6の中判フィルムカメラのマミヤC220というレンズ交換式の二眼レフカメラで撮影したポジフィルムを、コンパクトデジカメで複写しようとした画像です。 ライトボックスにフィルムを置いて、それを手持ちでただ写しただけという、なんとも雑な写真なんですが、そこに写っていたものに、今のデジタル写真には無いものを感

          デジタルカメラが拾いきれないもの。

          高倍率ズームの威力!! Nikkor Z 24-200mm f/4-6.3 VRについて。

          前回の、「僕の散歩カメラ機材の紹介」で、散歩写真には単焦点レンズが絶対オススメ!広角と標準の単焦点レンズ二本は欲しいよネ!的な記事を書いたのに、今回の記事のテーマは「高倍率ズームレンズについて」です(笑) 我ながら調子のいい事言ってるなぁって思いますが、高倍率のズームレンズが、散歩写真にも新しい視点をもたらしてくれるという事があると思うんです。そこで、今回は愛機のNikon Z5にキットレンズとしてセットで購入した、Nikkor Z 24-200 f/4-6.3 VR のレ

          高倍率ズームの威力!! Nikkor Z 24-200mm f/4-6.3 VRについて。

          僕の散歩カメラ機材の紹介。

          カメラと写真がテーマの note なので、自己紹介の記事に次いでは、僕が今使用しているカメラとレンズの紹介をしようと思います。僕は元々、フィルムカメラ、それも機械式のクラシックカメラで写真を撮るのが好きでした。 仕事で必要があってデジタル一眼レフを使ったり、テクノロジーへの好奇心からデジタルカメラを使用した事もあるにはあったのですが、機械式のフィルムカメラの撮影のリズムが好きだった事、機械自体の面白さや、ユニークなデザインのカメラが好きだった事で、デジタルカメラの便利さや画

          僕の散歩カメラ機材の紹介。