こんにちは！今まで行った国は合計11カ国、
そのうち1ヶ月以上住んだ国は3カ国のAkishitaです。

中でも1ヶ月以上住んだニュージーランド(9ヶ月)、マルタ島(1ヶ月)、現在メキシコ(1年9ヶ月)は
仕事の出張や海外赴任などではなく、仕事を辞めて全て自分で手配しました。

こう見ると、旅行も含めたらもう3年以上海外にて生活してることが驚き！

海外に出たら人生が「変わる」と思ってる方。
正直に言います。海外に出たからといって、貴方は変わりません。

実体験として話せるからこそ、
これから海外に住む人・住みたい人に向けてお話しできたら良いなと思います。

言い方を変えると、海外に出たからといって勝手には人は変わらないのです。
何かを「変えたい！」と強く思い、貴方自身の行動を変えなければ
「変化」や「新しい自分」など、期待してるようなことは勝手に向こうからは来てくれません。

では、自分の体験を元にお話しさせて頂けたらと思います。

何も考えず留学し遊びほうけたニュージーランド(20歳）

20歳の時に、初めて海外に長期間住んだ国がニュージーランド。

高校卒業後、1年だけの専門学校を卒業して就職をしたけど
周りの大学生の友達に海外ブームが訪れました。

その頃の私は全くと言って良いほど、海外に興味が無かった。
ですが、就職した先の仕事があまりにもキツく、毎日7時から21時まで働いてフラフラな時に友達の楽しそうな姿。

将来のことなんか全く考えていなかった20歳の私は
「私も自由になりたい！」の一心で、自分でエージェントを見つけてニュージーランドへの渡航を決め、そこで仕事も辞めた。

英語なんて微塵も分からなかった&勉強したことがなかった私は、
ホームステイと8ヶ月の学校を申し込んで、そこから渡航までバイトで資金を貯めてやっとこさ渡航！

正直、この旅では「自由」を求めていただけ。ただ海外生活を楽しみたかった。
そのため明確な目的や目標もなかった。

海外での楽しみ方は覚えたけど、特に自分が何か変わった実感は無かった。
英語のレベルは？というと、8ヶ月で初級から中級まで上がれた。

英語を好きになった、というよりかは
コロンビア人と遊ぶのが楽しくって、みんなと話すために勉強してたw

コロンビア人の彼氏もいたし、それもモチベーションになってた。
言語覚えたい人は、外国人のパートナーを持つことを全力でオススメしますw

でも、正直英語に対して熱い気持ちを持っていなかった私は
2年後マルタ島から戻って来た際にに受けたTOEICでは410点を取ってしまいショックを受けた。「何のために大金使って留学したんや・・・」と。

今回のお題でもあるように、このニュージーランドで自分が変わったことといえば

• 海外で生きていくための適応力

• 日本しか知らなかった私が、視野を大きく持てるようになった。

• 現地のレストランで働いて、現地人を相手に接客する

これらは、自分がニュージーランドで生きていく過程で、
こうなりたい！と深く願い、行動したからだと言える。

英語に関しては、正直学校も遅刻しまくり、授業でも寝る。(何してんねんw)
そらこんなモチベーションなら、成長も遅いし、覚えたとてすぐ忘れる。

でも、あんな楽しかった日々はお金を払っても買えないと思うと
改めてあの時間には後悔はない。最高に良い時間を、最高な人たちと過ごしたから。

ただ変わったかと聞かれると、自分の努力不足で「絶対変わった！」とは胸を張って言えない。
「もっと成長できた」と思うからこそ、今後の自分の行動に良い影響をもたらしてくれた。

持論だが、人生の経験に「良い」も「悪い」もない。
ただの「経験」だ。それをどう自分の人生の今後に活かすかだけ。

過去の出来事を未だに後悔している人。過去は残念ながら変わらない。
その経験をどう捉え、これからの人生にどう活かすかだけが問題なのだ。

自分のバケーションとして住んだマルタ島(22歳)

こちらにマルタ島に住んでいた時の話を書いています。

マルタ島は朝から晩までバイトを頑張っていた自分に対してのご褒美で行きました。
定期的に海外に旅立ちたくなる性格なのでw

ここでは1ヶ月間、半日だけ語学学校を
日本のエージェントを通して申し込んで行きました。

旅行でも良かったものをなぜ学校に申し込んだのか・・・
それは、学校に行くと友達を作りやすいし、寮生活が出来るからです。

マルタ島での目的は、ずっと抱いていた
「海の近くに住んでみたい」という夢と「ダイエット」です。w

半日だけの学校には遅刻せず毎日通ってました。ニュージーランドの時の経験を活かしてw

この1ヶ月で私は、海外に1人で住むことにもすっかり慣れて、
海の近くで自分にご褒美バカンスもあげれて、
毎日１時間半のアイス屋までの海沿い散歩に、毎日プールでウォーキング、腹筋とスクワットをしダイエットにも成功して実りある1ヶ月でした。

このマルタに来た目的が、英語を上達するためだったら、また自分の行動も変わっていたと思います。でもこの1ヶ月にはとっても満足！
何故なら自分の目的を果たしたからです。

絶対に1年以上住んで生活したい！と決めていたメキシコ(26歳)

4年前に来たメキシコに何故また戻ってきたのかは、自己紹介で少し綴っています。

今までのブログを読んでくださっている方はもうご存知かもしれませんが
20歳以降の私の人生は、沢山のラテンの人たちと過ごして来ました。

私はいつもラテンの人たちの陽気さに救われ、ラテンの音楽も大大大好き！

そして
「スペイン語を絶対話せるようになりたい！！スペイン語を話す国に一年以上住むのが目標！」という夢ができたきっかけは

スペイン語を話す女性がとってもセクシーに感じたから！！笑

もうこれ以外、理由が見つからないですw
あの舌を巻いて話す感じ、「良き・・・」と感じたことがきっかけ。

あとはラテンの国の人たちって、めちゃくちゃ陽気で明るいイメージないですか？

そのいつも笑顔で明るいあの性格になりたい！
と、メキシコへの渡航をコロナ禍真っ最中に決めました。

ですが、住み込み農業をしていてコロナ禍だったし、海外も出れると思っていなかった私。でも、急に半年後行くと決めたメキシコ。

働けない場合のことを考えても
貯金が1年以上メキシコに滞在するほど溜まっていなかった。

住み込み農業をしたきっかけに関してはこの記事に書いてます。

2021年の10月末に出発予定だったが、
まず最悪の場合を考えて、帰りの航空券は2022年の2月に買っておいた。

今回メキシコでのミッションは、
「スペイン語圏を話す国で1年以上住むこと」だ。絶対に1年は意地でも日本に帰らないという強い信念があった。
でもお金に余裕がなかった私は、絶対に仕事を見つけなければならない！

渡航して最初、パティシエの専門学校を卒業していた私は
スペイン語なんて習ったこともなく、毎日宇宙人たちが集まる星に来た気がした。

でも弱音なんて言ってられない。
耳に入る言葉、見た言葉で分からないことがあれば全てiPhone のメモに記入し帰ってから調べた。

この続きは、自己紹介の記事に書いているが結論として
今はメキシコにある日本企業にて雇って頂いている。
就労ビザも出して頂き、なんともうメキシコに住んで1年と9ヶ月になる。

初めて、海外に来て自分の力で自分を変えれた！と胸を張って言える。

私の仕事は半分メキシコ人、半分日本人を相手にしているが
「日本にいる時の自分」を全く変えたくない！
と言う顧客をよく見かける。数は少ないが、何人も見てきた。
彼らの日本での生き方をメキシコという地で貫いている方々。

でもこのブログを見てくださっている方は、変わりたいと思っているんですよね？本当にその国に住むと決めたなら、まずは現地人のように生活すること。
ここで勘違いしてはいけない。

「自分は外国人で、他の国で働かさせて頂いている。」
「住ませて頂いている」という、リスペクトを忘れず過ごすこと。

では最後。
海外に出たら人生が変わると思っているアナタへ。

目的を持って行動しろ！とよく見かけるが、私は11カ国旅していても
最近になるまで分からなかった。

特に焦ることはないが、「海外」に出るだけで人生は変わらないことはお分かり頂けただろうか。
小さいことでもいい。何か海外に出る、自分にしか分からない「理由」を探してみてほしい。

例えば
・海外で友達を沢山作る
・海外で働いてみたい
・この国のこの文化をもっと深く知りたい
・憧れているこの人みたいに生活してみたい！

など。こんな小さな、自分にしか分からない理由が本当に大事になってくるし
自分の生活、過ごし方も大きく変わってくる。そしてあなたは大きく変わる。

体験したからこそ、自信を持って話せる。
そして、いつも何をしている時も「楽しむ」ことだけは何よりも大切にして過ごしてください。
これを意識するだけでも、人生は明るくなるので。

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