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出雲大社へ行きたい!そのニ

家族で二泊二日の出雲旅行へ。
一日目は、こちら!



夜中に何度か蒸し暑さと、喉の渇きと、折りたたんだ足の痛さに目を覚ました二泊目。
この日の朝も早かったです笑
みんな六時に起きて、顔を洗いにいったり、近くの電車の時刻表を調べたり、、、

長男が、
「電車の音がする!!」
というので、見ておいでと見送って数分。
長男から電話がかかってきました。
どうやら
「見たい電車が来る!」
「駅に見に行きたい!!」
ということでした。
まだぼんやり寝ぼけ中のじろうさん(夫)に変わり、
私と次男で長男と合流して駅へ。
歩いて三分くらいのところにある、かわいらしい駅には、
なんと昨日おろちループで泣く泣く見るのを諦めたトロッコ列車が!!
朝なので出来るだけ声をひそめて三人で喜びました。

奥出雲おろち号。
ヘッドマークのおろちがけっこうかわいい。

しかも長男が写真を撮ってすぐにその電車は走り出していき、
(もちろん、そこからは写真から動画へ長男はスライドさせていました。さすが撮り鉄の卵!)
ちょっとでも到着が遅れていたら見られなかった、すごい!!と
再び三人で喜びました。
きっと昨日次男が出雲大社のうさぎさんの像にまつぼっくりとどんぐりをたくさんお供えしてたからだね、と三人で再び電車との縁を結んでくれたことに感謝しました。

三人で手を繋いで駅から帰り、
まだ眠たそうなじろうさんに長男が電車の写真と動画を見せ、
いい時間だということで朝食に。

何故かこのあたりはおにぎりが夕方には買えません。
大人気なのか、
数が少ないのか、
ぷらす、連休だから買う人が多いのか??
なので昨日の買い出しでおにぎりを買えなかったため、
四人でパンを食べることに。
普段はご飯派の男三人衆ですが、
たまにはパンもいいよね。
次男が二袋ともランとパックの焼きそばだったのですが、
ぱくぱくと完食。
絶対一枚は「あげる」と言うと踏んで、
バナナだけで待っていたじろうさんは
肩透かしを食うことに、、、
焼きそばが好きなのか、このランチパックが抜群に好きな味だったのか。

じろうさんが言うには、このランチパックを四つ入れていたのだとか笑
それは入れすぎ!

食事が終わると、
次はまた別の駅へ。
どうやらまた見たい電車があるそうで、それが停車する駅に。

こちらも無人駅だったのですが、
入場料?が70円でびっくりしました。
せっかくなので次男とじろうさんもいっしょに駅の中で待つことに。
私は車のなかで読書していました。
(今読んでいるのは、原田マハさんの『サロメ』です!
 めちゃくちゃ面白い!!)


15分ほど待ってみて、
新事実が発覚しました。

なんと、上りと下りを間違ってみていたそうで、
目当ての電車がやってくるのは午後の四時半だったのでした笑

でも、何本もここでしか見られない電車が通ったそうで、長男は大興奮でした。
わが家は、長男以外誰も電車に興味がないので、なかなかいっしょに盛り上がれないのですが、電車のことなら地方の方の電車でも名前を言えて、何線を走っているのかを言える彼に毎回驚きます。
最近はその地域の特産品なども覚えるようになってきて、
社会の成績が上がっています。
電車と出会って、長男は幸せなんだな、と日々実感します。
学校の先生に、個人面談のとき
「自然学校では電車がみえないんです、、、」
と心配されたくらいです。
その時は、
「大丈夫です。乗り物はすべて彼を幸せにしてくれるので、
ロッジに停まっている車でも十分なんです」
とお伝えしておきました。
先生は「よかったです~」と、本当にほっとされてました。
終わりには深々とお辞儀しました。


そこから今日の観光スポットのひとつめ、『ゴビウス』へ。

宍道湖に住む生き物を中心にした自然館で、
淡水魚の展示の規模はかなりの規模なのだそうです。
(自然館と水族館はどう違うのか、、、
 調べてみたのですが、ちょっと説明できるほどには理解できませんでした)

川魚って、海の魚よりも顔がやさしい気がします。
建物の大きさはそれほどではないのですが、
全体的に雰囲気がとてもいいのと、
大きな水族館では見られない小さな魚がたくさん見られて
かなり楽しかったです。
クイズラリーをやっていたので、参加しました!
わが家にはじろうさんというお魚博士がいるので(もとお寿司屋さん)
食べ方まで分かります笑
(でも、場所を考えて「おいしそう~」は心の中で言っているそうです)
「あつ森」をやり始めてから、魚の名前をかなり覚えた私たちにとっても
馴染みの深い魚がたくさんいて、「おお!!」とちょこちょこ声を上げながら見て回りました。


下のトンネルを通ってドームのところに行けます。
私も入りたかったです、、、
触れるコーナーでは、大量のザリガニが!!
それもすごい大きなものまで。
はじめは怖がっていた次男ですが、スタッフさんに持たせてもらってからは、自分で捕まえられるように!そこを写したはずが、肝心のザリガニが写ってません、、、残念。
チケットが京都鉄道博物館みたいに絵が描いてある!!と長男は大喜びでした。
(じろうさんの分のチケットはどこかにいってしまいました、、、)


クイズに正解すると、ガチャガチャが引けました。
次男はA賞を当てて、四色ボールペンを手に入れました。
学校でボールペンが解禁されたら使うそうで、
「失くしたらいけないから、母持ってて」と渡されました。
あとは缶バッチが当たりました。
じろうさんは鞄につけていて、次男の分は只今洗濯機で回ってます、、、


大満足でゴビウスをあとにして、
お昼を食べようと寄った道の駅でスワンボートを発見!
じろうさんが「絶対乗ろう!!」とかなりテンション上がってました。
子どもたちも喜び勇んで乗り込み、
家族四人で漕ぎだしました!
が、台風の影響でけっこう波が立っていて、船の向きによってすごく揺れました。
そのせいで、次男がものの数分で「帰りたい、、、」と言い出すことに。
長男も最初は怖がっていたのですが、ペダルを漕いでいるうちに楽しくなっていきました。
次は次男にも漕がせてみようと思います。
(その前に乗ってくれないかもしれませんが、、、)

スワンボートを下りてちょっと不貞腐れている次男です。
二号に乗りました!

お昼をその道の駅で食べて、
次に向かったのは『松江フォーゲルパーク』です。


入ってすぐのドームの中はお土産売り場と、カフェスペース、フクロウの小部屋などがあります。
花が天井からたくさん釣り下がっていて、
とてもきれいでした。華やか!
そこを出て、長い移動歩道に乗っていくと、展望台に到着。
望遠鏡?というのか、
お金を入れると遠くが見える機械で兄弟は大興奮してました。
そこを出て、歩いて下りていくと
きもちいい広場に。
ここで鷹、アヒルのショーがありました。
スタッフさんのおしゃべりも楽しく、鳥たちもサービス満点でめちゃくちゃ楽しかったです。
アヒルのおしりの可愛さ!
動画ばかりだったので、お見せできないのが残念です。
(一個の動画がめちゃ長い!)
その広場を更に下りて行った温室では、
ショーに出ていた鷹を腕に乗せてくれるコーナーが!!
これは絶対やらなくては!
訓練されているので、めっちゃ近づいてもじっとしていてくれます。
私の腕に乗ってます。
本当は目が合うと獲物だと感じるので、じっと見るのはよくないそうなのですが、
こちらの鷹は訓練されているので大丈夫なんだそう。
めちゃくちゃ美しい。
まったく目を離せませんでした。
腕に感じる重たさに幸せを感じました!
最後に家族写真も撮れます。
500円でサービスが過ぎる!
長男はびびってます笑


顔パネルがあると、かならず写真を撮ると子の兄弟は心に決めています。
もう一枚ある!!!と引っ張っていかれました笑


餌をあげられる場所が何か所もあって、
エミュー、トキ、鯉などにあげられます。
まさかのペイペイ払いもOK!
昼ご飯はけちっても、こういうのは全部やってみるのがうちです笑


温室にバナナの木がありました!
バナナ!


最後にしまねっこと写真を撮りました。
長男の手の位置に次男から文句が入り、
三回撮り直しました笑
マスクも私が持ってたらよかったと、見返してて思いました。

本当は、フクロウの飛行ショーも見たかったのですが、
長男の電車を見に行かなくてはいけないということで、
足早に出てきたフォーゲルパーク。
一時間で回れますよ、と書いてあったけれど、
三時間いても足りませんでした笑
もっと鳥たちを眺めていたかった、、、


ここで旅行に出発して初めての駐車場代を払いました。
その額、200円!!
島根は本当にどこも駐車場が無料で、毎回驚きました。
入館料も、スワンボートの代金も、本当に安くて、
どこかでお金を落とさなくては!!と感じてしまいました。
(たいして落としていけなくてすみません!!)


長男の、電車を見るために急いでフォーゲルパークを出て、駅へ。
今回は入場券を買うところまでは一緒に行って、
そこからは長男の思うまま(駅や電車に迷惑をかけないように)
写真を撮っておいでと、私たちは車に帰りました。
車から駅のホームが見えるので、
ちらちらと目の端で長男をみつつ、
それぞれに時間をつぶしはじめました。

それから20分後、じろうさんが時間を確認すると、
「あれ?もう来てるはず、、、」

不思議そうな顔をしているので、
もう一回確認したら?と言うと、
「うーん」と唸りながら調べた結果、

日付を一日間違えていることが判明しました、、、
あー、、、

これは落ち込むかもしれない、と
じろうさんが長男を迎えに行くことに。

それからまた数分後、
帰ってきた長男はそれほど落ち込んだ様子もなくて、
ほっとしました。

「また、見に来よう」
「今度はきちんと下調べをしてから来よう」
そう言いあいながら、
私たちは帰路につくことになりました。

帰りの時間になると、
台風の影響の風や、小雨がぱらついてきましたが、
「まあ、ゆっくり帰りましょう」
と言いあいながらの帰り道。

まず最初に次男が寝てしまい、
三時間くらいで夕飯を食べようという頃に起きました。
夕飯を食べて、一時間後、
長男が寝てしまいました。
じろうさんと旅行を振り返りつつ、
私も眠たくなってきました。
後ろで転がることにした私の代わりに、夕寝した次男が助手席へ。
そしてまた日付を跨ぐ頃に、起きた私と次男が場所を交代し、
帰宅となりました。

無事家まで帰り着いたのは、二時を過ぎた頃でした。
ひとりで運転し続けてくれたじろうさんには、本当にお疲れ様です。
どうやら、この両行は私への誕生日プレゼントの意味もあったのだと知りました。
楽しいことに付き合ってくれた子供たちにも、ありがとう。
本当に、楽しいこと、素敵な経験のできた旅行でした。

そして、おそらくこれが家族で出来る最後の車中泊かな、と思います。
もう育ちざかりの子供たちには、ちゃんとした寝床が必要のようです笑

ここまで読んでくださって、ありがとうございました!


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