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心があるとして、それは理想のかたちだから怖いのね

村上たかし先生の、
『PINO:ピノ』を読みました。

2058年。

世界中でロボットは生活を支えています。
その中で、
はじめてシンギュラリィを迎えたAI「PINO」を
搭載するための専用固体のピノ。

この物語は、
そのピノに関わったひとたちの物語です。

ひとりは、
無人の動物実験施設で働くピノを
管理する立場の女性。

ある日世界的に動物実験の禁止が決定されます。
そのために施設は爆破で処理されることに。
爆破のスイッチは、施設でピノが押します。
そのまま爆発を受け入れるかに思えたピノは、
しかしいきなり動き出します。

ピノは、動物実験のための動物たちを逃がそうとしたのです。

しかしその結果は、、、

ピノの最後を目にした彼女は、
あの固体に心があることを確信します。

、、、

と言うところから始まるお話です。

一コマずつがイラストになっているようなこまやかな絵が、
ある部分だけカラーになるのも
目頭が熱くなる演出です。




アメブロで、もう少し詳しく書いていますので、
よかったらお越しくださいませ。


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