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アメリカの空き家事情?

私は、法律専門職の仲間たちと、空き家問題解決に取り組むNPOを運営しています。

これまで日本国内の様々な空き家について扱ってきました。

この問題、海外ではどうなっているのだろう、とふと疑問が湧いてきました。
それで、空き家について自分なりに取材(物見遊山?)できたらと思い、アメリカ西海岸を旅してきました。


アノ有名な場所の隣に

とは言うものの、どこに空き家があるかなどは全く知らず、ほとんどはアメリカ西部のロングドライブ三昧でした。

ラスベガスで降り、レンタカーを借り、グランドキャニオンへ。
偶然ですが、虹がかかっていたのを写真に撮ることができました。

Rainbow in  Grand Canyon!

一時期ブームになったセドナにも寄り、ルート66を辿りながら、ロサンゼルスへ向かいました。

I'm on the Route 66!

そして、映画でも有名な、あの場所のすぐ近くに空き家があったのです。


盛者必衰の理をあらはす

その有名な場所とは、「バグダッド・カフェ」です。

♪ Calling you~

その数百㍍隣に、空き家というか、空き店舗がありました。

給油の機械が時代を感じさせます

バグダッド・カフェは、世界中から観光や取材で人がやって来ます。
私もテレビで何度もここが取り上げられるのを見ましたし、15分くらいしか滞在していませんでしたが、引っ切りなしに人が来ました。

でも、この元スタンド兼レストランは、かなり前につぶれてしまったのでしょう。
これ以上は詳しく調べませんでしたので、何が原因でこうなってしまったのかは分かりません。

地理的条件は同じなのに、どちらも目の前はほとんど車も通らないルート66しかないのに、なぜ??

私見でも結構ですので、その答えにつながりそうなお考えがありましたら、ぜひ教えてください


ちなみに、このルート66には、町おこしに取り組んで、人を呼び寄せることに成功した街が結構あります。

私が行ったことがある場所だけでも、
・オートマン
・セリグマン
・ウィリアムズ
などがそうでした。

町おこしという視点で、空き家問題を解決していくというのも必要なのかな、と考えさせられました。