こんにちは。株式会社地域ブランディング研究所の発信担当・あっちゃんです。本年も残すところあと1ヶ月となりました。皆さんにとって、どんな１年でしたか？
さて、今回は7月に住民主体のまちづくり先進地域の事例として視察したナガスタ(廿日市市津田)での様子と、令和５年度第1回「宮島まちづくり未来ゼミ」の様子をご紹介します！来年も皆さんに宮島島内での活動の様子をお届けしますので、引き続きよろしくお願いします。

住民主体のまちづくり先進地域・廿日市市津田
ナガスタへ視察に行ってきました！

　令和5年7月1２日（水）に住民主体のまちづくり先進地域・廿日市市津田にあるナガスタ（地域に愛されたスーパーマーケットをリノベーションして誕生した施設）へ視察に行ってきました。当日は宮島ええまちプロジェクトの皆さん、行政関係者など計13名が参加しました。
　合同会社とこらぼ 代表社員 金澤さんより組織の立ち上げから運営に至るまでの活動を共有いただき、意見交換をしました。ナガスタは、アップサイクルを通じて近所の方々が集う場となり、貸し手と借り手の両方の情報が入ることから津田エリアの地域版空き家バンクを受託。福祉の取り組みも積極的におこない、地域住民と行政の橋渡しを担っています。

【開催報告】令和5年度第１回宮島まちづくり未来ゼミ

　令和2年度より毎年開催している「宮島まちづくり未来ゼミ」。宮島まちづくり基本構想の具現化に向けた取り組みとして、他地域でまちづくりを牽引する講師をお招きし、島づくり組織の設立に向けて参考になる事例を共有いただき、宮島の未来について一緒に考えました。

講演テーマ ：「こんぴらさんの琴平における観光地再生の取り組み」
講師：琴平バス株式会社 代表取締役 楠木 泰二朗 氏

　令和5年9月２6日（火）にオンラインで開催しました。信仰ある観光地で宮島との共通点も多くある、こんぴらさんの門前町・琴平町。講演では、コロナ以降活発になった地域事業者や自治体と連携したさまざまな取り組みや地域でうまく連携していくためのポイント、また、国の事業を活用した具体的な取り組み事例もご紹介いただきました。

ご挨拶とお知らせ

　本年は「宮島ええまちプロジェクト」が立ち上がり、宮島の空き家について考える会や住民主体のまちづくり先進地域への視察、第１回宮島まちづくり未来ゼミなどを開催し、より具体的な取り組みにつながるような場づくりをおこなってきました。令和６年も引き続き宮島のまちづくり活動が活発になり、皆さんとの交流の場が持てるよう、さまざまな取り組みを企画していきますので、本活動にご興味のある方はお気軽に発行元・問合せ先までご連絡ください。
　最後に、７月に発行した宮島まちづくり通信第7号でご紹介した「宮島ええまちプロジェクト」の皆さんからのイベント開催のお知らせです。宮島島内での開催となりますので、お時間のある方はぜひ足を運んでみてください。