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旅館なおみPV制作の裏側

こんにちは!
空き家再生ビデオグラファーかぜです!

このnoteは、2022年11月から映像を作り始めた僕が、現時点で学んだことを全て詰め込んだ内容となっております。

当時の僕のように、周囲に聞ける人や経験者がいない状況で、模索しながら映像制作をしている人や映像制作を始めたい人の参考になれば幸いです。

先月、三重県鳥羽市にある「旅館なおみ」のプロモーションビデオが公開されました。

このPVに僕がこれまで学んできたこと、全てを詰め込みました!

ホームページも開設され、いよいよグランドオープンを迎えるそうです!

ありがたいことに「旅館なおみPV」制作の構成、撮影、編集の全てを任せていただきました。

そして、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。
とても嬉しく、自身の成長を実感しております。

今回、「旅館なおみPV」制作をするにあたって、自分がしてきたことを記録に残し、より良い作品を作っていきたいと思い、このnoteを綴っております。

3ヶ月の夏合宿

この映像を作るにあたって3ヶ月間、自主的に夏合宿を行なっていました。

具体的な内容は、以下のスキルを身につけるためのものでした。

  • ドローン民間資格の取得

  • 映像の設計図である「構成」

  • 美しい構図

  • 被写体、被写物を美しく見せる「カメラ設定」

  • 映像の世界観を作るカラーグレーディング

このように、この2分ほどの動画に映像クリエイターとして必要なスキルがギュッと詰め込められています。

「ドローン民間資格」の取得

まず初めに取り掛かったのがドローンの資格取得です。

空撮がある映像とそうでない映像では、迫力がまるで違います。

今後、映像クリエイターとして活躍していくために必須なスキルだと考え、今回の資格取得に至りました。

よく勘違いされますが、ドローンは資格がない人でも飛ばすことができます。

しかし、人がたくさんいる場所でドローンを飛ばす際には、許可申請が必要です。空撮をより安全に行い、活動の幅を広げるために資格試験の勉強に励みました。

程なくして、受験の準備が整った!と思ったら、名古屋の試験会場が閉鎖されておりました・・
仕方なく、台風が迫り来る夏の日に東京の銀座で試験を受けに行ってきました・・

筆記試験は一発で合格したものの、実技試験では追試となり、追加料金を泣く泣く支払い、なんとか合格することができました・・

映像の設計図「構成」

これまでの撮影は、PR撮影や活動報告の現場が多かったため、
よいシーンを撮影し、厳選して編集するといったものがほとんどでした。

しかし、今回は「三重県鳥羽市の雰囲気と宿泊施設の良さをアピールする」という明確な目的があったため、映像の構成を考えました。

また、僕はクライアントが望む映像を提供し、共に歩んでいけるビデオグラファーを目指しております。

そのため、今回の機会は、一人で一連の流れを回すことのできるビデオグラファーになるためにはもってこいの現場と考え、実行してみました。

そして、構成を1週間以上かけて、完成させました。

大まかな構想を書き出し、そこから構成を練り込み、
それを絵コンテにしてクライアントに共有し、修正、追加を行い、
ブラッシュアップしていく。

撮影前にイメージを共有することでお互いの不安感が解消され、迷うことなく撮影当時を迎えることができました。

そのおかげで、撮影当日は、撮り忘れを防ぐことができ、全てのシーンで納得のいく撮影をすることができました。

さらに、いつも頭を悩ませ、とても時間のかかる動画編集を短時間でスムーズに終えることができました。

しかし、気合が入りすぎたためか、内容を盛り込みすぎ、4泊5日の泊まり込みの撮影となってしまいました・・
しかも、予想もしなかったテスラまで登場するという・・

どれだけ準備しても予想外のことはたくさん起きる。
これもまた、良い思い出の一つです笑

美しい「構図」

今回、1つ1つの動画素材の構図にとてもこだわりました。

なぜなら、三重県鳥羽市の自然豊かなでどこかノスタルジックな風景をより美しく伝えたいと思ったからです。

複雑なトランジションやカメラワークは一切使用せず、
風景のみで勝負する!と決め、三脚を用いた固定撮影を多用しました。

ただし、固定撮影は誤魔化しが効かず、一歩間違えると退屈な印象を与えてしまします。
写真撮影のような1枚だけでも美しい印象を与えられる構図が必要不可欠です。

そのため、撮影前日に一人で現地に入り、カメラを抱えながらロケハンを行いました。

ドローンが墜落して機材が故障したらとんでもない損失です。
さらに、通行者に危害を与えてしまったら、今後のクリエイター人生に大きく影響を及ぼしてしまします。
そのため、安全の確保を念入りにチェックしました。

このようにして、各撮影スポットで、より美しく鳥羽の風景を映すことのできる構図を探しました。

被写体、被写物を美しく見せる「カメラ設定」

F値、シャッタースピード、フレームレート、ISO感度と言われるカメラ設定を自分で行うことで、一眼カメラならではの美しい映像を撮ることができます。

オートモードを使用すればスマホのように、何も考えず、パッと撮ることができます。しかし、上記の様にディデールをコントロールして伝えることができません。

美しい風景を台無しにしないために、ロケハンでは、どのように映るか各スポットで対象物の光の当たり方を確認しました。

撮影当日も細かな微調整を行い、鳥羽市の美しい風景をより綺麗に撮影することを心がけました。

今回の撮影では、基礎である「カメラ設定の重要さ」を改めて学ぶことができました。

映像の世界観を作るカラーグレーディング

今回の撮影方法は、一眼カメラなどでできるlog撮影と言われる方法で撮影を行いました。

これは、色を抜き、モヤがかかった様な状態で撮影することで色情報をたくさん残すことのできる撮影方法です。

カメラ設定をきちんと行わないとノイズがかかったり、動画素材の統一感がなくバラバラな印象を持たせてしまいます。

動画編集を行なった後に最後の仕上げとして色の調節を行いました。
このカラーグレーディングによって、動画素材の色合いや雰囲気が統一され、映像全体の世界観を作ることができます。

自然豊かで、どこかノスタルジックな鳥羽の風景。
これを映画のワンシーンの様な雰囲気に仕上げ、見た人が訪れたくなるような映像になるよう、色や光を何層も重ね、丁寧に調整していきました。

まとめ

僕は同じ様にカメラが好きで、映像を作っている仲間と出会い、表現の幅を広げていきたいと思っております。

映像の魅力は、思い出をより美しく記録に残し、生涯色褪せることない宝を後世に渡って残すことができることだと思っております。

僕自身、プライベートで撮った写真や動画を何度も見返すことがあります。
それだけでとても幸せな気持ちになり、癒されます。
また、辛いことや悲しいことがあったときに、その思い出たちが僕を励ましてくれます。

素敵な魅力がいっぱい詰まった映像でより多くの人に感動を届けたい。

そんな想いで今後も頑張っていきます。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

これまで僕が作ってきた作品をポートフォリオとしてまとめてみました。
共感していただけた方や他の作品が気になった方に見ていただけると幸いです。

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