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#ドッグイヤー 『ダブルハーベスト』1

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今すぐ取り組めば十分勝機がある 機能別のAIを組み合わせて、自社が求める「最終価値」を実現する。すでに先行事例がたくさんあるので、自社のビジネスに似た産業のライバルたちがどんな仕組みで、どんなパーツを組み合わせて競争優位に結び付けているのかをみて、必要ならそのままマネして自社に取り組めばいい。もし、まだ国内企業のどこも取り組んでいないなら、先行者利益を得られる可能性が高い。

最終価値だけでは逃げ切れない ただAIを使うだけでなく、AIを戦略デザインに組み込んで競争優位に変換する必要がある。AIを使うだけだと、自動化によってコストが下がったというだけの話になりがちだが、競争優位へ変換することによって、事業そのものが拡大していく状態を目指す。繰り返しになるが、この違いこそが重要なのだ。

最高のUXは最強の防護壁 ユーザーを逃がさないためには、ユーザーからの問い合わせに対して「待ち」の姿勢が中心となるカスタマーサポートから一歩踏み込む必要がある。サービス提供側から働きかけてユーザーを成功に導く「カスタマーサクセス」の取り組みが重要だ。

顧客に成功体験をもたらすことができれば、他社のサービスに乗り換えられる心配は低くなり、ライバルに対する圧倒的な優位性を築けるだろう。

一回「勝つ」だけでなく「勝ち続ける」ことが真の狙い AIに食べさせるデータを自動で生成できるとしたら、どうだろうか。データ収集に人力が不要なら、半永久的にデータを生成でき、それによってAIもぐんぐん賢くなる。

夢のような話だと思うかもしれないがそれを可能にするのがループ構想だ。ループが回り続ければ、AIがどんどん賢くなり、やがては他社が追い付けないほどの強力な防護壁となって、自社ビジネスを守り続けてくれるだろう。1回限りの勝利ではなく、勝ち続けること、さらにいうなら、ループ構造を回し続けて戦わずして勝ち続けることこそが本当の狙いだ。

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