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二地域居住の後押しになりそうな「デュアルスクール」とはどんなものか。

二地域居住について調べていると、徳島県が2016年から実施しているという子ども版のお試し移住、「デュアルスクール」という言葉に目が留まりました。

デュアルスクールとは・・・都市部の子どもが「住民票を異動することなく徳島県内の小中学校に転校できる制度」で、地方と都市の2つの学校の行き来を容易にし、双方で教育を受けることができる新しい学校のかたちのことです。

 地方と都市の交流人口の増加による地方創生と少子化への対応、子どもの豊かな体験機会の提供の視点から、地方と都市の学校を結ぶ教育環境を創造することによって、地方と都市双方の視点に立った考え方のできる人材を育成するとともに、「二地域居住」や「地方移住」を促進することを目的としています。

利用できるのは、三大都市圏(首都圏・中京圏・近畿圏)の小学1年生から中学2年生までの児童で、原則2週間以上の滞在が条件で、年に複数回の実施も可能となっています。

こんな面白い制度が徳島にあったとはびっくりです。
以前からサテライトオフィスの誘致やメディカルツーリズムの推進など面白い取り組みに積極的な徳島県すごいです。

また、学習や学校生活のサポートだけでなく、体調管理や心の状態のケア、一日の終わりには、学校生活の様子を保護者に報告してくれるというところまでサポートしているのもすごいです。

これまで二地域居住というと、子供がいる世帯では現実的ではない感じで、単身だったり、リタイヤ後のライフスタイルという側面が強かったですが、本来子供の時こそいろんなものを見たり、体験させてあげたいと思うのが親心というもの。

こういった取り組みが広がると、これまでの趣味を楽しんだりリモートワークの副産物としての二地域居住が、子供の教育のための二地域居住という側面も持つことができそうです。

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