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【退職エントリ】 note株式会社で過ごした3年間を振り返って

2023年7月末をもってnote株式会社を退職することになりました、秋山梨菜です。有給消化の関係で、本日七夕の日が最終出勤日となりました。

このnoteでは3年間の振り返りと皆様への感謝の気持ちを綴っていきたいと思っておりますので、よろしければぜひ最後までお付き合いいただければうれしいです!

noteでやってきたこと

noteには総務として2020年8月に入社し、3年間勤務させていただきました。あっという間過ぎて、3ヶ月ぐらいしか働いてないのでは?と思うぐらい、3年があっという間だったのですが、どんなお仕事していたとか、どんな気持ちでお仕事に取り組んでいたかは、以前インタビューしていただいた以下記事にまとめていただいておりますのでよかったら読んでみてください〜!

上記インタビュー後に本格的にはじまった業務だったので書いてありませんが、ここ2年ほどはCEO加藤さんをはじめ、役員の秘書も行っていたので、スケジュール調整や会食手配などで社外の方ともたくさんやりとりさせていただきました。

また役員の社内MTGの管理担当もさせていただいておりましたが、当初はなにもない状態からだったので1から作ることになり、たくさんの方のご協力をいただいて仕組みを構築することができました。

当時、社内の皆さんに全体会 (社員全員が集まる週1回のMTG)でお伝えするときは受け入れていただけるか心配で、とても緊張したことを覚えています。
それぐらい最初は私にとって一大イベントでしたが、今ではスムーズにできるまでになったので社員の皆さんにはご協力いただき感謝です。

1人総務時代に悩んだときに出会った祖父の言葉

先程お話した秘書業務のマニュアル決めや会社の成長に伴い規模感が変わるときにも既存のマニュアル変更などで、どうしたら解決できるか悩んだときもありました。

悩んでいた当時は1人総務時代だったので、もちろんリーダーにも相談しながら進めていましたが、ある程度自分で意見が言える状態にしてから持ち込みたかったので、何度も何度も壁にぶち当たりました。

そんなときに偶然、この記事に出会いました。

上記記事に書かれているのは、日本航空 (JAL) の第1期生の男性客室乗務員のお話で、この中に出てくる『秋山幸雄』は私の祖父です。

祖父の兄は特攻隊で飛行機と共に命を落としていますが、祖父は飛行機はそんなことに使うものではない、と日本航空に入社、そしてまさかの男性客室乗務員の第1期生になったと、幼いころ聞かされ尊敬していました。

そして偶然出会ったこの記事に書かれていた祖父の言葉に出会い、はっとさせられるのでした。

「当時はマニュアルなんてありませんから、“サービスとは何か”ということからすべて自分たちで考えざるをえなかったんです」

65年目を迎えたJALの“スチュワード”は今──日本の空に増えていく男性CAにも注目!より

この祖父の言葉に出会って、私はnoteの社員としてなにができるんだろうと改めて考えるきっかけとなりました。今までは目の前の業務やマニュアル整備などに手がいっぱいでしたが、他のチームの人の言葉に耳を傾けたり、業務の合間に積極的にコミュニケーションを取ることを意識するようにしました。またnoteフェスのスタッフとして参加したときに実際にクリエイターの方にお会いしたり、当日も他のチームの人達がどのようなことをしているのか実際に目の当たりにしてみたりすることによって大きく考え方を変化させることができました。

そして自分の足で情報と経験を得た結果、当たり前のことではあるけど社員の先にはnote使っている人がいる、使っている人たちによりいい体験をしてもらうためには、社員が自分の業務に集中できるように、なるべく社内のことは簡略化できないかどいろいろなことを考え、実行することができました。

先回りすることの大切さに気づいた出来事

また私は『宝塚歌劇団』が大好きでよく劇場に観劇しに行くのですが、劇場に足を運ぶたびに「またここに来られるように、また明日からもがんばるぞ!!」と思わせてもらえます。

でもそれは推しがいるからだけではなくって、ここで起きた体験すべてがそうさせてくれるんだなといつも感じます。チケットを確認してくれる人、化粧室を掃除してくれる人、オーケストラ、照明さん・・・どれをやっている方が欠けても、良い体験は生まれないと思ったのです。

そう思ったきっかけは、ある日私の近くに小さなお子様が座ったときでした。劇場にはお子様用に座席クッションが用意されているのですが、座られたとほぼ同時にスタッフの方がクッションを持って来られました。お子様のお母様も言わなくても貸してももらえた体験にとても喜んでいらして、こうやっていろいろなところで良い体験を積み重ねているからこそ、「また宝塚観に来たい!!」と思えるんだろうなと思った出来事でした。
一緒にいた私の母が「スタッフのお姉さん、よく気がついたね」と言っていて、どうしてわかったのかな?と思っていたら、後日また同じ場面に遭遇しました。その答えは、お子様が劇場のドアを入った瞬間に1人のスタッフがクッションを取りにいき、もう1人のスタッフがどの席に座ったからチェックしていました。そうしてこの体験は生まれていました。

私もこの体験から指示されてからや依頼されてからやるのではなくて、自分から率先して先回りして考えて業務をしたり、業務を拾いにいくきっかけとなりました。

退職を決めてからと、今の心境

年末年始にコロナに罹患し回復したあとも、持病の影響からか体調がよくない日が続きました。リーダーとチームにとても支えていただき、どうにかなっていましたが、このままで良いのだろうか、この先どうしていきたいのだろうと改めて考える機会となりました。

ある日体調が悪かったとき、これ以上迷惑かけるわけにはいかないと泣きながらPCに向かっていて、パートナーから「そんな無理して仕事しても誰のためにもなににもならないよ」と言ってくれて、このままでは自分はもちろん、チームやnoteのためにはならないと感じ、一旦休もう、辞めようと決心がつきました。

決心してからも上長やチームのメンバーに話す前日はベッドの中で「本当にこれでいいのだろうか、とっても素敵な仲間に囲まれているのに手放していいのだろうか」と不安に襲われました。

これを書いている今も正解だったかはまだわかりません。でも決めたからにはこの選択が正解だったと思えるようにこれからをしっかり歩んでいきたいなと思っています。

今後について

先程書かせていただいた通り、体調が全快ではないのでまずは体調を戻すために休みつつ、次のステージに向けて考え、進んでいきたいと思っています。

次は今までの経験も活かしつつ、私にしかできないことを追求していきたいなと思っております。どこかで出会った際にはまたどうぞよろしくお願いいたします!!

また限られた時間にはなってしまうかと思いますが、なにか私にお力添えできることがありましたら、ぜひご連絡お待ちしております。

akiyamarina82@gmail.com

最後に

このnoteも上げていきますので思いますのでよかったらフォローいただけるとうれしいです!(ネタはかなり溜まっていて、下書き山盛りです・・・w)

また先日、会社の方々総勢50名ほどの方からの合同プレゼントで、欲しかったRefaのヘアアイロンとヘアブラシをいただきました!これを使って素敵な女性になれるようにがんばります!本当に皆様ありがとうございました!

早速愛用しております!!本当にありがとうございました!!!

至らない部分も多々ありましたが、noteでは本当に様々な経験をさせていただきました。今後生きていく上で忘れられない日々を送ることができましたし、今後この経験が生きていくことは間違いありません。

秋山 梨菜に関わってくださったすべての皆様に感謝の気持ちを込めまして。
3年間、本当に、本当に、ありがとうございました!

今後ともどこかでお会いした際には、どうぞよろしくお願い申し上げます。


2023年7月7日
note株式会社   総務
秋山 梨菜


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