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鴻巣のポピーを見てきました。#バラの輝き⑭ #今日の短歌

 鴻巣のポピー祭りは終わってしまっていたけれど、「バラの輝き」という短歌の会の集まりで、5日遅れの金曜日にポピーを見てきました。
 月曜日、火曜日は、あの辺は大雨が降り、ポピーもすっかり花が散ってしまったと聞いて心配したのですけれど、勿論、花の盛りは過ぎてしまっていましたが、広い広い河川敷なので、まだまだ花は充分に美しかったです。
 それも、お祭りが終わったので、5月中はポピー摘み放題です。
 だから私は、ハサミを持参して下さいと言ったのですけれど、半分の人はハサミを忘れていました。それだから、それぞれが、少しのポピーを摘んだわけですけれど・・。
 それでも、河川敷一面のたくさんの綺麗なポピーに皆が癒されて、とてもいい一日でした。

広い河川敷です。
綺麗ですね。
見渡す限り・・。


① 花の街日本一広い鴻巣のポピー畑はビューティフル
② 気候好しそよそよ微風緑の木ポピーも一緒に踊っているよ
                       マリン


① ポピーの国へやってきた綺麗綺麗そよそよなびく未知の黄泉の花
② ポピーの可憐な姿に神の花自信ありげに笑み振りまくか
③ 花瓶のポピー真紅の花たち凛として世界一よと言いたげな笑み
                          ノア


① 車窓より眺る田園緑の樹々ポピー畑に心馳せつつ
② 赤いポピー手折れば早も花びらは盛り過ぎたか散りて地に落つ
③ 満開のポピー畑は摘み放題箱に入れしは根こそぎ抜いて
④ 赤いポピー摘みて帰れば花びらは花弁まで落ち残念無念
⑤ 柔らかき優しいポピー摘み取らず眺めて良しとするを悟りし
                       原由希子


① ひなげしの花びらのしわそっと撫で花の命の短さ思う
② 鴻巣はコウノトリの棲むという田植え終わりし風のどかなり
③ さんざめく光を浴びて咲くポピー幼き頃の我が娘(こ)想いて
④ 芙美子言う花の命は短いと種を残して永久に栄えん
                        澪


① やっと来たりぬ花園鴻巣大いに満足帰路に着くなり
                    かっちゃん


① 河川敷見渡す限りポピー咲く花の街なり鴻巣の今
② 摘んできた蕾のポピー咲き始めワクワク嬉し愛しくなりぬ
③ 美しきポピーの花びら触られ散る花の命の儚く弱く
                       章予


 ポピーを摘んでから、レストランに行き、短歌を作りました。
 今回は、会員の書家の天祐さんから、今までにそれぞれが作った短歌の一首を毛筆で書いた色紙がプレゼントされました。嬉しいですね。


素敵なレストランでした。


ここからはポピー以外の短歌を載せたいと思います。

① 春風が運んでくる子らの声青葉の香りあの頃のよう
② バラ園で春光のなか身を浸し光と香り思いきり吸う
                    冨美子(在米)

アメリカの公園に咲く各種の芍薬


① 400年待ち焦がれしは宝塔花咲き誇りたる思いの限り
② 雨風を耐え忍びしか400年白く優雅に咲く宝塔花
                     原由希子
① 「宝塔花」チベットの花今咲きぬ真白き花は天にも届く
                      章予


① 味噌汁を一口飲べば亡き母の味を偲ばん梅雨寒の朝
② 採った葉で吾が作りし餅なれば見た目悪くも笑みが溢れん
                       澪

春は美しき花たちが狂喜乱舞しているようですね。

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