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新しい事を始める時は〜出来るか出来ないかじゃなく〜ただ淡々とこなしてみる

6月17日
初めてその場所へ行ってみた。

それから今日まで8回が過ぎた。

新しい事。

それはボランティアだ


どんなボランティアかと言うと

"在住外国人に日本語で日本語を教える"
と言う"日本語教室" のボランティア。

私は英語は勿論、外国語は一切話せない。
英語はゴスペルで英語の歌を発音も交えて習ってはいるが、歌に出てくる単語の意味は自力で調べて
その歌がどんなことを表現しているのかをザックリと理解する程度だから、会話は出来ないに等しい。

そんな私が

何故、このボランティアをしようと
思ったかをまずは話させてほしい。

ひとり暮らしになり1年を過ぎた頃(今年の5月)
ようやく自分で自分を色々な事から解放することが
出来ている事を実感した頃、

これからの人生、まだ
長そうだと言う事に気がついた。

(それまでは、大切な家族を見送ったことで、
自分も明日どうなるかわからない。と言う
命がいつまでもあるとは思えなくなっていた)

多分、体調も整って来てエネルギーが湧き、どうやら私はまだまだ元気みたいだぞ。と思えるようになった頃、さて、何か社会的なことをしようか

そう思ったのだ。

この1年は敢えて自分が好きな事だけをして来た。
嫌な事はしなかった。

私にとって社会的な事とは

"どこかに勤めて仕事をする"か、
"無給でも良いので自分の出来る事を活かして何か生産性のある事をする"

と、言うモノだ。

頭の中では前から、自分の経験を活かして
"グリーフケア" に関わる事が出来ないか?と
何度か思ったことがあるが、これをするには
自分の根底にある悲嘆が、その度に湧き上がる覚悟が必要だと言うことに気づいていた。

だから、その都度、

私にはまだまだそれは辛いことでしかないな。

と自覚していた。

そんなある日...

キッカケは自然にやってきた

このnote で出会った方が、ボランティアをしている事を教えてくれた。

定期的に外国人生徒さんと会話する事。
そしてその為に会話の題材を考えておく事。
その生徒さんが楽しそうにだんだんと日本語での
会話が上達していく事に喜びを感じること。

そんな事を教えてくれたnoteのクリエイターさん、
@美洸☆Mihiro さんのボランティアの説明に私は惹かれてしまった。
(美洸さん→コメントして頂けてるので
   コメント欄から記事へ飛べます)

それがこのボランティアとの出会いのキッカケになった。

実りの秋🍂

実際に自分で動いたこと

ネットで自分の在住地域でも、そのボランティアはあるか?を調べてみた。

そうしたらあったのだ。

しかも、日本語で日本語を教えるから資格も経験も
不要との事。

まずは連絡先に電話してみた。
詳しいことは見学に行って下さい。

との事で何も分からずに見学へ行ってみた。

思ったより難しいぞ。。
私には敷居が高くないか?

それが第一印象だった。

だけど、この1年間で自分がしてきた事の中で
インド哲学を学んで来た事がある。

結果に執着しない。
出来るか出来ないかで選択しない。
人生をコントロールしない。

と言う言葉が次々と頭に浮かんできた。

そうか。
これなんだ。

今までの自分なら仕事を決める時も面接に行く会社を選ぶときも、その仕事が出来るか出来ないかを優先させて来た。
これからの自分は違う。

出来るか出来ないか、
そんなこと、やってみる前にわかるわけがない。
今ココにこの場所に自分がいること自体が
本来の自分なのだ。
だから
何も自分からこの場からいなくならなくていいんだ。
いてみよう。
コントロールをやめよう。
流れに身を任せてみよう。

そんな事を考えていたら、

毎週土曜日来れますか?

とだけ聞かれた。

来れます。

そう答えて始まった。

まずは90分の授業を見学しながら、詳細に記録を取る。1回目、2回目、3回目。。
見えるモノが違って来た。
色々な気づきも増えた。

1番のベテランさんはもう30年だとのこと。

それを聞いたら
ホッとした。

だって、初心者の私がすぐにあんなに上手に
出来るわけがないからだ。

そう。。

出来るか出来ないかじゃない。

それをしている時間が楽しいかどうか。
充実しているかどうか。

それが本来の"やりたい事" なのだろう。

ベテランの皆さんの取組み方を見ていて
尊敬しかない。

生徒さんも無料で授業を受けられて、
会社で日本語をもっと話せるようになりたくて
勉強してくるし、一生懸命授業を受けている。

見習い教師の私の名前も覚えてくれたり、
挨拶してくれたり...

完全にひとり立ち出来るのには3年位かかるそうだ。
先は長いけれど、週に1回、午前中、ココへ通って
家でも復習していつかは先輩達のように、スラスラと授業を運べるようになりたいな。。

淡々と、目の前に来た事をする。


結果に執着しない

昨日、私は62歳になった。

人生はまだまだこれからだ。いや、、これからが
本当にやりたい事が出来る人生なのだ。
何にも縛られず、誰に遠慮する必要もなく。
私は私の時間を生きて行く

読んで頂きありがとうございました😊

そして
このボランティアの事をコメントで教えてくれた
私の大切なクリエイターさん。
@美洸☆Mihiro さん
本当にありがとうございます😊
この出会いもきっと必然なのだと思います☺️
感謝しかないです☺️

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