IT業界について

こんにちは。web系のエンジニアになるべく転職活動真っ最中の人間です。
今日は面談にお伺いした企業様からIT業界について幅広く教えていただく機会があったので、備忘録として残そうと思います。特に訪問した企業がSIerだったので、そこに関して得た知識を中心にしたいと思います。必ずしも合っているとはかぎりませんが、IT業界未経験から業界に飛び込もうとしている人の役に立つと幸いです。

IT業界とは

私はプログラミング教室を卒業してから、Rubyを中心に勉強をしています。なんとなく、自社開発会社に入ることが良いような風潮があると思うのですが、今日面談に行くまでIT業界について深く知らなかったと感じました。
IT業界は情報処理サービス業界・ソフトウェア業界・ハードウェア業界・インターネット業界・通信業界が存在します。
私がプログラミング教室で勉強していたのはRbuyなので、ソフトウェア業界が中心だと思います。
そして、所謂SIerと呼ばれる業界は情報処理サービス業界に属するのだと思います。こんな感じ。

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引用元:https://www.it-career-navi.com/entry/about-sier

SIerは何でもやるという印象です。SIerの社内には様々な部署があって全部できるSIerはハード・ソフト・インターネット・通信の部署を持っているみたいです。もちろん、この部署が強みとかいう会社もあるでしょう。

またSIerの種類も、メーカー系・ユーザー系・独立系と大分類されるようです。メーカー系は自社で製品を持っているような会社です。例えば日立とかNECとか。ユーザー系というのは銀行とか。独立系は主にお客さんから仕事をもらってくる的な。

SIerの仕事の流れ

会社の営業と技術営業の人たちが仕事をとってきます。
要件定義などは技術営業の人たちも入りながら、決めていきます。
そのあと、SEが設計をして→プログラマー(PG)が実装→テスト→運用という流れを踏むそうです。SEがコードを書く場合もあるらしいです。SEと技術営業の違いがよく分かっていません。

 SIerの仕事形態

SIerの仕事形態にはSESと受託があるそうです。自社開発していれば、また別かもしれませんが、大半のSIerはSESか受託、もしくは両方でやっているぽいです。
SESは名前だけは聞いたことある程度ですが、すごく闇が深いというのはなんとなく知っていました。SESは客先に常駐して仕事をするそうです。案件の規模が大きければ100人単位とかで、他社のSIerなどとも一緒になり、開発するそうです。規模が大きければ人を集めなくてはならないから、色んな会社が入り混じり、ゆえにそれだけ癖のある人も紛れ込み炎上に繋がったりするそうです。また受託はその名のとおり、元請けから発注をとり社内で開発するそうです。先ほどのSIerの仕事の流れで説明した一連の流れ(要件定義から運用保守まで)を全て請け負う形です。

大半のSIerはSES案件で成り立っているそうです。なぜかというと受託と比べてキャッシュフローの違いがあるからです。SESは会社から何名派遣するので毎月いくらもらえるか分かりやすいということがあり、会社としては安定したキャッシュフローを回すことができるSESに依存しやすいのだと思います。たとえ納期が間に合わなくても「元請けが炎上するだけだし」みたいな要素もSIer社長の心理的には安心かと(汗)
さらにもう少し話を進めると、SIerの仕事の流れは元請けから下請けに流れていくような形態をとっています。
こんな感じ。

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引用元:https://www.it-career-navi.com/entry/about-sier

元請けや一次受けで設計された仕様書などを元に下に流れていく構造があるようです。なので、下に行けば行くほど単調なテスト業務やエクセル入力などの仕事になりがちだと。また、上流工程でできなかったから下請けに流れてくる場合もあるらしく、すでに納期がギリギリ流れてきて、そのせいで徹夜しないと行けないというのが下流にいるSIerらしいです。怖っ!!

もちろん上流工程にはつよつよエンジニアがたくさんいるので、そのような人たちから技術を吸収していけば成長でき市場価値も上がると思います。下請けにいくほど訳の分からない会社や人がいるので見極めが大事とのことです。

web業界とかとは違うの?

結局、わたしが今まで勉強してきたRubyやらのweb系に強い言語はいったいどこで使われているのだろうということですが、もちろんSIerでも使われています。でもSIerは大手が発注した大規模な基幹システムにちょい足しすることや、すでにあるシステムの改良などが多いようです。基幹システムなどはJavaで作られているケースが多いので、Javaを触ることが必然的に増えるみたいです。ただ、今日面談した企業様は現在JavaからPHPに変えていくという業務に取り組んでいるとおしゃっていました。

一方ソフトウェア系に含まれるweb系はRubyやPHPやJavaScriptなどを使うことが多いようです。私の知識では、web系は上流工程から下流工程まで幅広く仕事に携わり、アジャイル開発という形態で「作りながら改良」を重ねて行く方針の会社が多いと感じています。幅広い技術に関わりたい、最新の技術に触れていたいという方はweb系の会社が良いのかな〜と思いました。

エンジニアだけでなく、エンジニアの知識を生かした営業やコンサル、プロジェクトマネージャになりたい方は幅広い部門を持つ上流のSIerに入って、キャリアを築いていくのが良いのかなと感じます。

終わりに

やはり、独学だけしていても分からないことだらけだと感じます。企業訪問をすれば意外とIT業界のことを親切に教えていただけたり、アドバイスももいただけます。業界未経験という壁を恐れずに、動きながら改善していくことが大事だと感じました。

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