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『森ネコの妖精』竪琴ライアーのバッハコンサート②

15分の休憩後は、第2部だった。

緊張でジタバタした私。

そんなジタバタする姿に、
「わかるわかる〜。」と
涙する人もいた。
共感する人もいた。

以前と同様、曲の合間には話しを入れたよ。
ニコニコ笑顔に包まれて嬉しかった。

波のような笑い声がたえなかった。

夢中になって話していくうちに、

ライアーが杖になった。

そしてハンドバッグのようにもなった。

最後は、セカンドバッグさ。

プログラムには載せていなかった
バッハのソロ曲を弾いた。

弾いたんではなく、弾かせてもらった。
貴重な時間を割いてもらい、
聴いてもらったんだよね。

観客の声援と拍手に励まされ、
熱い時間を過ごした。

何か1番大切なことを知りはじめた、
そんな感じだった。

あんなにチケット売れなくて
困っていたのに、
4月の忙しい時期に、
こんなにたくさんの方がいらしてくれて、
感無量。

ひとりでは何もできない。
自分ひとりのためには
できるだろうけどね。

人を喜ばせたい、という感情は止まらない。
その形はどんなでもいい。

喜ばせたい、でも怖いんだ。
でも、やらないよりはいい。

こういう矛盾や失敗の中で、
ジタバタしながら成長していければと思う。

そんな姿を楽しんでくれたら本望だ。

コンサート全体が療法のようになればいいな。

館長の横田さん、
松本記念音楽迎賓館ボランティアの中北さん、
スタッフ、友人、
演者の方々、

そして、
お客さま、
これを読んでくれている人、

ありがとうございました。
心から感謝です。

よろしければサポートお願いします。大切にこれからの活動に使わせていただきたいと思います。