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多くを望んで落ちていく。

毒親育ちは、何かを取り戻そうと
大人になってからの人生を
頑張る人が多い傾向にあると思う。

世の中に成り上がりヒストリーが多いのは
悔しさや逆境はエネルギーになりやすいから。

わしのこのブログも
まともな家庭で育てなかった事による
エネルギーの発散の1つ。

だけど、悔しさや逆境をエネルギーにするには
きちんと気持ちを変換しないと
よくないエネルギーが溜まってしまう。
(わかりやすく言うと妬み嫉みとか。)

わしは、ここで文字にして発散する事で
日常とのパワーバランスを保ってる。
(おかげで毎日平凡である)

また、家庭に難がある人は温室育ちと比べると
人間性が豊かな人が多いのも事実だと思う。

まぁ、当たり前と言えば当たり前で
幼い頃から親の顔色を伺うことが多いと
それに伴った人間性が望まぬともついてしまう。

そういった経験や、人間性、逆境を元に
何かを取り戻そう、
まともになろう、と足掻いてしまう
毒親育ち上がりは多い。

わしもその1人である事は間違いない。

けど、わしは
何かを取り戻したり、
何者かになってデカい成功体験を披露する
という、人生からは抜け出す事にした。

根底に、その意識がある限り
何を得ても満たされず
何を与えられてもアラを探してしまう
と思ったから。

そもそも、人生はまじで
生きてるだけで丸儲けでそれ以上は必要ない。

まずはそこに気づかねーと
他の事にも感謝出来ない。

何回も死のうと思った事あるし
母親と2人で首吊ろうとしたこともあるけど、

私は私。

誰が親で、どんな環境で育とうと
山本 明姫という1人の人間で
それ以上でも以下でもない。
そして名前なんてなんでもいい。
何が私かは私が決めるし
肩書きがなくても
私はこーゆー人間ですって
胸張って言える精神を学んだ方が幸せは近い。

昔は自分の不幸をアピールし
幾多の苦難を悲痛に語って
構ってもらおうとしてたけど、
いちいち不幸ムーブを起こす人間は
めんどくさい。
そんな人間の近くに幸せがくるわけない。

確かに世間一般的な家庭環境の話を振られると
意図せず傷を抉られて落ち込む事は全然ある。
未だに年末年始の帰省トークになると
闇に包まれるし
「気軽に帰れる家がねぇ奴の事も考えろ!!
 このパンピー共が!!」て思うけど
誰もわしを傷つけたくて
そんな話題を振ったわけではない。

世界は基本多数決で回るので
そりゃ帰省する人が多いのは仕方ない。

なんでそんな事言うの?って
思い続けるより
世の中の大抵の会話や行動には意味がなく
"そーゆーもの"として終わらした方が
ずっと早い。あとメンタルにも良い。

もしくは、
こいつは価値観をアップデートできない人間とか、人の顔色伺えない奴〜と思って、
切り捨てた方が早い。

引きこもりさえしなければ
自分に合う人間なんて
いつでも、どこでも会える。

毒親育ちをアイデンティティに
生きようとすればするほど、
変えることの出来ない過去に首を絞められて
終わってしまう。

ただでさえ納得のいかない家庭環境に
生まれてきたのに
一生それに執着して苦しめられるのは嫌だ。

人生はマウントの材料を増やすんじゃなくて
まずは、足るを知るが大事。

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