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タイム・イズ・マネー

最近、有名ゲームクリエイターの桜井政博さんの動画を見て、仕事の姿勢を学んでおります。

自分自身も最近シナリオディレクターとして他の人に制作をお願いしたり、あるいはフリーランスとして依頼仕事を受けたりしています。

おかげさまで、今は仕事量が多いのですが、それに伴って仕事のスピードが早くなってきました。

例えば、タスクをどんどんこなしていかなければ、どんどん自分の仕事は貯まっていきますし、確認や返信が遅れれば他のメンバーが手持ち無沙汰になって暇になってしまいますし、返信が遅れた分、他のメンバーは短い納期で制作しなければならなくなります。

だから、返信はなる早でしなければいけないのです。

依頼仕事でもすぐに返信をくれる人は、それだけでやる気があるように見えますし、よほどクオリティが低い人でなければ好印象となります。

最近では声優さんの収録に立ち会うことなどもあり、そこでもセリフのニュアンスのチェックなどで音響監督さんや声優さんに判断を求められることがあり、そこでも即決をしなければいけません。

声優さんの収録時間は決まっていますし、だらだらとやっていれば、セリフを全て撮り終えることができません。

別日に追加収録となれば、声優さんのギャラだけではなく、スタジオ代やエンジニアさんと音響監督さんの日当などの経費が加算されます。

「仕事が早い」「即断即決」というのは、それだけで重宝される理由が最近わかってくるようになりました。

これまではフリーランスとしてひとりだったし、外部の人間だったので、会社の事情などはわからなかったのですが、今シナリオスタジオに所属して他の人と一緒に仕事をしたり、現場で責任者としてお仕事をしたりすることで、あらためてタイム・イズ・マネーだなと思いました。

ビジネス書でも「まずは決断して走りながら、再決断していく方がいい」ということを述べられますが、まさにそのとおりだなと思います。

走り出す前の最初の企画の段階では、吟味を重ねて時間をかけることも大事だと思いますが、いざ大勢で走り出したらその場その場でどんどん即決していかないと止めることもできなくなります。

例えば、明らかに失敗するというプロジェクトも、早い段階で大きく修正、あるいは中止にすれば傷は浅くてすみます。

けれども、決断を先延ばしにすれば、どんどん傷は大きくなります。

若くて元気な時に挑戦をすることを恐れて先延ばしにしてしまえば、年を取ってから挑戦しようとしても大変になってしまいます。

「忙しい人に仕事を頼め」と言いますが、暇な人ほどだらだらとしてしまいがちなので、そういう人は予定を詰め込むなり、他の人と一緒に仕事をするなりすれば、スピードが身につくかもしれません。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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