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やっぱり保育士が やめられなかったので

こんばんは。「元保育士ライター」から「保育士ライター」に戻りました、あきです。
約3ヶ月前に、保育士を退職してライターになりたい!とキャリアチェンジに挑戦を始めたわけですが、いろいろと迷うこともあり・・・
以前、こんなnoteを書いたりもしました。

前の職場を退職した時は、本当に保育士を辞めるつもりでいたんです。
約20年、頑張り続けて疲れ果ててしまった自分もいました。

なのに、やっぱり、保育士に戻りました(笑)

以前のnoteでも書きましたが、退職してからの自分に違和感しかなかったんですね。
保育の仕事を約20年続けたのは、惰性というか、辞めるタイミングを逃し続けていたというのもあったと思います。
ブラックな職場で働き続けたことで、自律神経はボロボロだったし、精神的にもグラグラで・・・正直、もっと早くにあの職場を離れれば良かったとは思っています。
あそこで無理を続けすぎた結果、心身共に疲れ果てていました。
転職した先は、勤務形態こそブラックではなかったものの、人間関係に疲れ果て、とうとう心のバランスが崩れて休職することに。
それも、元はといえば以前の職場で疲れすぎたから踏ん張りきれなかった、というところもあったと思うんです。

一度バランスを崩すと、なかなか元に戻すことができません。

1年以上が経って、やっと睡眠が安定しました。
薬を全く飲まなくても、ずどーん!と落ち込むこともなくなりました。
ただ、数ヶ月の休職期間も含めて、引きこもっていた時期があったので体力がかなり落ちてしまいました。
保育士をはじめ、子どもと関わる仕事は体力がないと続けられません。
前の職場を辞めようと考え始めたのも、自分が思っていた以上に体力が落ちていて、仕事に支障が出始めたからでした。
体が調子を崩すと、つられて心の調子も悪くなっていきます。
そうして負のスパイラルに落ち、またしてもずるずる落ちていきそうだったので、「これ以上は無理なんだ!」と退職することを決めたのでした。

そんな私でしたが、1ヶ月もしないうちに、どうにも落ち着かなくなって・・・
約20年続けたことを辞めるって、そんな簡単なことではありませんでしたね。
9月半ばには、「やっぱり辞めるなんて無理だ!」と開き直り、新たな職場を探し始めていました(笑)
ただ、やっぱり体力が落ちているのは確かだったので、フルタイム勤務はしない前提での職場探しです。
それに、せっかく始めたライター業。
お仕事もいただいていたので、たった数ヶ月で投げ出すつもりもありません。
保育士とライターと両方を頑張るために、パートとして保育士復帰することに決めました。

10月から、週3日だけ保育士として働いています。
体力のことも伝えて、1日の勤務時間も短くしてもらっているので、本当にありがたいです。
それでも、初日からしばらくは帰ってきたらぐったり・・・ライターの仕事までできる体力が残っていなかったので、パートに行かない日にライターの仕事を頑張ることにして、とにかく1ヶ月乗り切ることを目標にしていました。
疲れているとすぐ眠くなって、文章がおかしくなるので(苦笑)
無理しても意味がないし、続けられないなと思って、そこはもうきっぱりと割り切りました。

そして11月、保育士兼ライターになって2ヶ月目。
1ヶ月でパートの仕事と兼業状態には大分慣れて、生活のリズムも掴めてきました。
とはいえ、ここで調子に乗るとまた体調を崩すのが目に見えているので、自分の様子を観察しながら、ライターの仕事のペースを上げていくつもりです。
保育士の仕事は、たぶん、これ以上比重を増やすことはないでしょう。
本音を言うと、今のパートという立ち位置が本当に楽で。
これまで保育士をしていて、精神的に削られていく原因になった事柄と距離を置くことができるんですよね。
主に職場内の人間関係なんですけど。
正規職員として現場に入ってしまうと、どうしても避けて通れないものがあって、その重さがとってもストレス・・・あんな思いはもう二度としたくない・・・
もちろん、パートでも人間関係はついて回るんですが、正規職員だった頃に比べてずっと気が楽です。
そして、週3日しかいないので、物理的にも距離を置くことができる。
これも大きいです。

子どもはやっぱり可愛いです・・・本当に、現場に戻って良かった・・・!可愛い!

これまで認可保育園でしか働いたことがなく、今回初めて企業主導型の保育園になりました。
とっても小さな園で、子どもの数が過去最少。
それでも保育士が足りない、という状況・・・私が入ってもまだ足りなくて、いつでも微妙に人手不足です。
でも、正直、保育士という仕事は仕事量と給料が見合っていないので、他の仕事があるならあえて戻ろうという人は少ないでしょう。
結局、好きだからやっている人ばかりな気がします。
かくいう私もその一人ですが。

人手は足りないものの、子どもたちは元気でにぎやかで、職場の人たちも真面目な人たちばかりなので、ゆる~く長く続けられたらいいなと思っています。
職場の人にも、「週3日で十分だから、お願いだから辞めないでね」と真剣に言われました、切実すぎる・・・

noteもしばらくお休みしていましたが、またぼちぼち書いていきたいと思います。
ご縁がありましたら、また読んでいただければ嬉しいです。

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