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「銀杏並木の詩」【歌詩】

夏のドアに鍵を掛けて
部屋を出て行く長い髪
レコードの針を落とすように
そっと抱き寄せりゃよかった

時の流れが怖いんだ。
別れの意味が恐ろしいんだ。
魔法みたいな風景が
色彩(いろ)をなくしてゆくようで

あなたの好きなTシャツに
袖を通して歩いたよ
銀杏並木で呼び止めて
時間を止めてよ

夏のドアに鍵を掛けて
二度と帰って来ない人
レコードの針を落とすように
そっと抱き寄せりゃよかった

硝子細工で出来たような
壊れかけの出会いだから
銀杏並木で呼び止めて
永遠を教えて

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