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言葉の力

先週の土曜日 
20度を超えた日の夜 
お風呂入る前にパンツ一丁で
寝室の毛布に何回もダイブする次男 
  

その側で洗濯物を畳みながら
元気だなぁ〜と笑いながら見ていた。 
  

そのせい?ではないと思うけど翌朝発熱 
上がりが早かったのでインフルエンザかなぁ〜
と思っていたら案の定
翌日の受診でインフルエンザB型と診断 
 
 
A型ではなくてB型なんだぁ!?と思いつつ
でも感染しない様に気をつけないと思った。 
 
 
既に春休みに入っていた長男 
友達と約束するのは面倒くさく
次男と遊べると思っていたのに発熱 
  

やる事ない…と言いながら 
寝ている次男の部屋を行ったり来たり 
  

新居に移り部屋が広くなり
寝室から呼んでも聞こえない
なので呼び鈴を枕元に置いたところ
しょっちゅう鳴らす次男
  

そりゃそうだよね、熱で辛いんだもん 
  

在宅ワーク中何回も呼び鈴がなる
直ぐに行けないと喜んで長男が行く
まるで犬の様に
 
 
結局3日程で熱は下がり
怠さも日に日に引いていった。
 
 
週末土曜日、 
インフルエンザ罹患後登校可能となる日
次男の友達と映画鑑賞を予定していた。 
  

前夜金曜日 
次男の気持ちは行きたい 
しかし病み上がり後の体にはキレがない 
  

「明日は行ける?」と聞くと
「行きたい!」という 
  

内心、次男がインフルで伏せった1週間
家族に移らないかや仕事との両立
余計に神経が敏感になっていたのだろう 
  

なので週末はゆっくり寝たいなぁ…
という気持ちもあった 
  

しかし寝込んだ次男が「行きたい!」という
友達とも約束していたし、ならば行くか!
とめざましをセットし翌朝起きた。 
  

出かける前の家事を済ませ息子たちを起こす。 
  

そして行けるか聞いたところ 
長男は次男の返しを待つ前に「行かない」という 
そして肝心の次男も「やっぱり行かない…」
と言ってきた。 
  

疲れが取れない中起きたのに…と
「それならもっと寝ていたかったよ… 」
とポロリと呟いていた。
  

さてこの起きた時間をどうしよう…
その日の予定変更を考えながら
洗濯物を干していた。 
 
 
そしたら次男が静かに私の側にきて
「ごめんね…」と小声でつげてきた
  

予想もしなかった言葉に目頭が熱くなった
と同時に体の力が抜け
あんなに疲れていたはずの体が楽になった。 
  

たったこれだけの言葉で
こんなに楽になるのか!?
とビックリした。 
 
 

そして4年生最後の終業式の今日
病み上がり後初登校の次男  
 

長男も休みに入っているので1人で登校 
せっかくだからと出勤時間を合わせて
一緒に家を出た。 
  

お互い特に話すこともなく
雨の中無言で歩く 
  

次男がここで別れると思った場所で
時間に余裕があったので
更に先まで一緒に行くことにした。 
  

え!?という表情の次男 
  

「だって一緒に歩きたいから」
と伝えたら 
  

「くぅ…」と言って赤い顔になり
照れくさそうに歯に噛む 
  

こういう反応なんだ!?
と私にとっては少しの驚きがあったけど 
週末に私が次男から言われた
「ごめんね」の言葉と同じなのかなぁと思った。
 

言葉の力って凄い✨ 
 
 
長男があっという間に小学校を卒業し
2歳差の次男も直ぐに卒業するだろう 
ランドセル背負った息子と2人で歩けるのも
あと数回だろうと思うと 
  

書き留めて置きたくなり
投稿してみました。
 

 

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