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ネコがよだれを流すって?

我が家の愛猫シマ(13歳♂)
12年前の震災のあとに我が家にやってきたシマ。
動物病院で診察と予防注射、去勢手術をしたとき、年齢は1歳くらいだと先生がおっしゃっていた。あれから12年が過ぎて、彼は13歳を過ぎたと思われる。

息子家族がすぐ近くに住んでいて、常に行き来をしているわけで。
昨日は嫁さんが、我が家のシマを抱きかかえて帰って来た。
嫁さんが言うこと。
通りかかったら、犬を連れたおじさん同士が(お友達らしい)散歩で出会って、互いの犬におやつ交換をしていたらしい。
そこへ帰宅途中のシマが立ち止まって、その様子を見ていたそうだ。

シマに気づいたおじさんたちの会話
「このネコ、人懐こいんだよね」
「どこのネコ?」
「ここを下に降りて行って右側の家のネコだよ」
よく御存知でいてくださる。

人懐こくて、犬見知りをしないシマはおそらく、己がネコだと言う自覚はなく、むしろ、犬の方がビビるのだから。

で、その犬たちのおやつ交換を見ていたシマ、よだれをたらーっとたらした。
嫁さんと一緒にいた孫が「ママー、シマちゃんがよだれでじゅるじゅるだよ~」
「あら~ほんとだ」

それを見ていたおじさんが煮干しを
「ほれ、食べるかい」と言って、差し出して下さったそうた。
なんと、お優しい。

そのあと、抱っこされて帰ってきたというわけだ。

多分、おそらく、こうやってあちこちで人懐こさを武器にして、おやつをいただいていると思われる。
野良であった頃の習慣がやめられず、出歩いて、大、小もして、おねだりスリスリして、
地域の皆さんには、ありがとうの気持ち。

そして、家に帰ると「オレ様のおかえり~」ヅラして「メシはまだか」といいながら、「その前に水分もとらないとな。それよりチュールの方がいいな」などと、のたまう


そんな彼もお腹満足になるとまあるくなってねんね。


ひとりネコだんごになり、ひたすら。

聞き流してくだされ。
ネコのよだれのはなしでした。






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