見出し画像

メダカと会津へ旅する


東京を10時12分発のやまびこ号に乗り、郡山で磐越西線に乗り換え。会津若松着さらに乗り換えで喜多方着14時6分。

自宅を出てから喜多方駅までおよそ5時間半。岩手に行くより時間がかかった。
時間がかかるのは、特急や急行がない上、運転本数が少ないからだとわかる。なぜだろうか。
迎えに出ていた従姉妹と3年ぶりに再会。
今回の喜多方行きは、脳梗塞で療養中のもう一人の従姉妹を見舞うのと亡き父の弟(叔父)に会う。というのがおおよその目的でした。


メダカが増えすぎて~

メダカの話になるが、4年前に15匹をお友だちからいただいて大切に育てていたら、2年目、3年目、そして今年と、限りなく繁殖した。
その間、お友達、娘の知り合い、近所の方、孫の学校、花巻の甥のところ。と、貰っていただいた。
が、今年も孵化させるのを控えめにしていたにも関わらず、増えて今やメダカ鉢は大小合わせて5個になってしまった。
更に娘が種類が違うメダカを5+3匹貰って来た。
さらに鉢は7個に増えた。

出かける朝、従姉妹に到着時間を知らせる電話をしたついでに、ダメ元でもいいと思い、メダカを飼ってみない?と持ち掛けた。
そしたら「メダカを飼いたかったんよ」という返事。キャッホー。やった~。
小さいプラの容器に約20匹入れた。餌も入れて出発した。
列車の中では慎重に、落とさないように、置き忘れしないようにと気を使った。



大きな火鉢の水槽で泳ぐ旅したメダカ

従姉妹宅につくと、成程・・・立派な水槽に水が張られていた。水槽はメダカを飼うために知り合いから貰ったものだという。
さらに、太陽光を利用した水槽内を温める仕掛けもしてある。
何故に・・・今朝になって飼うかどうか聞いただけなのにこれだけの準備が?
何日か前に汲み置きした水が落ち着いたら、メダカを買って来ようと考えていた由。
「Yちゃんが朝、メダカの話すっから、びっくりしてよ~」
「こんな、偶然な話、あんめえ」
「まるで、メダカの準備してるの知ってたみでえだの」
大きな火鉢の水槽にメダカを入れると、しばしの間、底で静かにしていたが、時間が経つと泳ぎ出した。
「広くていいだんべ~」と82歳になる高齢の従姉妹は大喜び。
ひとり暮らしの寂しさがいくらかでも紛れればいいなと思う。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?