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福島県昭和村

昨日、奥会津昭和村で川魚「アカハラ」を釣る番組を放送していた
釣りよりも廻りの景色に釘付けになった。

昭和村は小学生から中学3年まで過ごしたところだ。
父の転勤で新潟から越して行ったのは昭和36年秋だったと思うが人口が少ない過疎の村であることは後々になって知った。
春夏秋冬を幾年も過ごした。
もう一度あの場所を確かめたいと数年前、娘を伴って出かけた。
住んでいた家の辺り、山、川、学校へ通った道路。鬱蒼とした神社。
喰丸小学校。校庭のイチョウの木。教室。階段。小学校は廃校になったがレトロな風景は当時のままだった。
担任の先生のこと、同級生、そして祖母や両親、妹たちと暮らした日々。様々な出来事が蘇った。

昭和村は今も過疎の村ではあるが、からむし織りカスミソウの栽培で有名だ。そして米は美味しい。
数年前まで楽しんでいた山登り、山菜採り、草花が好きであったり、季節の移り変わりにときめくのは、この村での暮らしの中で自然に身についたのだろう。
「これが最後」と思って帰ってきたが、また行こう。必ず行く。


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