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運動が脳を形作る

脳を形作るものは、
読書やパズルなどの脳トレではなく、
運動です。
なぜならら、
運動をすることで、
脳内の血流が良くなり、
脳細胞の様々な栄養素を増幅するからです。
身体を活発に動かした人の脳は、
機能が向上し、前頭葉や側頭葉の各領域が連携し、物理的な変化も起こします。

脳は運動をすることで、コルチゾールの血中濃度が上がります。
コルチゾールとは、ストレス物質です。
しかし、運動を終えるとコルチゾールの分泌量は減ります。
定期的に運動を続けると、コルチゾールの分泌量はわずかしか上がらなくなります。
つまり、運動がストレスに対して過剰に反応しない身体を作ります。
運動を習慣づけることで、
海馬で新しい細胞が生まれ、
前頭葉に新しい血管を作ります。
結果、血流や酸素の供給量が増え、
老廃物がしっかり取り除かれるようになります。
さらに、前頭葉と偏桃体の連携も強化される。
結果、感情の制御も容易になる。
また、運動によって気持ちが穏やかになる。
これは、運動によって生まれるニューロンのなかに、GABAを放出するニューロンがあるためである。
GABAは興奮を抑えてくれる効果がある。
運動をすることで、ストレスや不安とほぼ無縁となり、自信を持つ人間になる。