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オプション取引~リアルオプションへの発展

オプションとは、
将来に不確実性があるとき、約束をして将来を固定する権利。
リスク回避のため、より好都合な状況が生じた時、権利を放棄することができる。
しかし、権利には価値があるのでタダではない。
リアルオプションは、
金融資産以外の実物資産に対するオプションのこと。
オプションは、金融商品の評価に利用する。
リアルオプションは、事業の評価に応用できる。
リアルオプションは、複数の選択肢からその事業価値を算出する。
リアルオプションとDCF法の似ている点
・価値を評価する
・有形のモノを評価
・PVベース
・投資判断に使う
・不確実性が織り込まれている

リアルオプションの考え方は、
今見通すならば投資によりもうかる方-もうからない方の期待値は例50%-50%とする。
1年たてば、
投資によりもうかる方-もうからない方の見込みの確率が高くわかってくる。
もうからない方の見込みの場合、投資を切り捨てる選択をする。
リアルオプションの数値は、自分にとって都合の良い数値の方のみをとる。
50%期待値として評価して、
50%×0=やらない場合は投資をせず無傷。
50%×良いシナリオのキャッシュフローを選ぶ。
もうかるかわからない場合、場代金を払って、延期する。
リアルオプションは、
上振れリスクだけとることができるからNPVは高くなる。