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バイヤーに聞いた!改善したい業務5選

こんにちは、あっけです。
小売業で日々数値と時間に追われながら働いているものです。

↓自己紹介と今働いている環境についてはこちらです。
良かったら読んでみてください🤗

私は現在小売業の仕入れ部門で働いています。
周りはバイヤーで、私は在庫管理を担当しています。
バイヤーは仕入れから売場レイアウトづくり、数値管理と業務の幅がとても広く、またバイヤーの判断が業績に大きく影響する非常に重要な立場でもあります。一方で作業的な業務も多くあるのが現実です。
最近デジタルを学び始めたこともあり力になれないかと、業務で困っていることを同僚のバイヤーとその上司に聞いてみました。


どんなことで困ってますか?

まず前提として、とにかくみなさん忙しそうです😟
打ち合わせして、電話して、メールして、パソコンで作業して、また打ち合わせして、、、。聞くのに躊躇します💦
ですがバイヤーの業務内容を改善させることは大事!
恐る恐る聞いてみると、、、意外や意外、よくぞ聞いてくれましたと言わんばかりに沢山話してくれました!
1つ1つ具体的に困っていること、丁寧に教えてくれます。
きっとそれだけ日頃から強く感じていたんだと思います。

改善したいこと

今回は3人の方と話しました。
 ・担当部門が多く業務の幅が広いTバイヤー。
 ・数値コントロールを綿密にするSバイヤー。
 ・いろんな方と情報を交わす上司のNマネージャーです。
そして話した内容をデジタルでの解決に繋げるため、判断基準として使用する人の多さ、使用頻度、デジタル難易度がどうなのかを考えてみました。

①メールに関わる時間を減らしたい!

Tバイヤー、Sバイヤー
「特定の店舗の人にメールするとき、課長は誰?主任は誰?担当者が誰?と宛先は誰なのか、その人のメールアドレスは何か調べるのに時間がかかるんだよね、、、」
担当部門によって店舗数は30店舗前後になります。店舗の方が異動になることももちろんあります。やりとりが多い店舗の方だと覚えていますが、頻度が少なかったりすると覚えておらず店舗一覧リストを確認して、という感じです。
「そもそも店舗一覧リストにメールアドレスもあって一元管理出来ればいいんだよね」という意見もありました。

【見つかった課題】
メールでの調べる手間を減らす

【考えたこと】
なんとなくのイメージですが宛先調べはMakeを使って店舗名と部署名入力したらメールが自動生成される、みたいなのが出来そうな感じがします。
ワンクリックで出来るといいですね!

【判断基準】
・使用する人   ・・・多
・使用頻度    ・・・高
・デジタル化難易度・・・低

ワンクリックでメール生成されるとうれしい!

他にも
「メールの文章を打つのに時間がかかる
複数の取引先の方にほぼ同じ内容のメールを何通も送る」
などメールに関してはいろいろ問題が多いようでした。


②エクセル業務を効率化したい!

Sバイヤー
「商品の投入リストを作成するのに時間がかかって困ってるんだよね。。特に販売期終盤くらいになると、条件が色々あって。取扱店舗で、売れている店舗で、在庫が少なくて、これからも売れそうな店舗、みたいな感じで。結局一つ一つ手入力になる。そしてたまに間違いも発生する。」
バイヤーは商談かエクセル業務か、といっていいくらい、本当にエクセル業務が多いです。

【見つかった課題】
エクセル業務の時短化、精度高く

【考えたこと】
何かツールをつくるとなるとかなりハードルが高そうです💦
関数やマクロを使って時短化することは出来そう、、

【判断基準】
・使用する人   ・・・多
・使用頻度    ・・・高
・デジタル化難易度・・・高

まずは取り入れやすい手法で!

③各店舗の売場画像を一発で見たい!

Tバイヤー
「各店の売場画像、もっと簡単にみられないかな。見たい売場画像探すのに時間がかかるんだよね」
自社では社内ツールで各店の売場画像が閲覧できるものがあります。
閲覧までの流れとして、
仕入れ部門が売場を指定→店舗が売場を撮影・投稿→閲覧可能、というものです。
ですがその閲覧サイト、週や大まかな分類までしかフィルタをかけられないので、自分が見たい売場を見つけるまで画面をスクロールするしか無いのです。。投稿の有無も目視でみるしか確認のすべはありません。

「画像投稿しました??見つけられないんです、、、💦」

【見つかった課題】
店舗の投稿した情報確認の簡素化

【考えたこと】
恐らくはここには2つの課題があって、
・仕入れ部門側が画像を閲覧しやすくする
・店舗側が売場のスマホなど使って画像投稿しやすくする
のではないかと感じています。

ひとまず仕入れ部門側の課題としてはもし社内ツールの元データを使っていいのであればteachable machineを使って画像認識させてほしい画像を引っ張ってくる、でしょうか?
いえ、なんだか逆に毎週それを機会学習させるほうが手間のような気がします、、、
ツールを作ることが目的になってはいけませんね💦

【判断基準】
・使う人     ・・・中
・使用頻度    ・・・中
・デジタル化難易度・・・高

④エリア別の天気を一発で知りたい!

上司 Nマネージャー
「数値状況の確認で去年の今頃はどうだったのか?店舗があるエリアの天気が一発で検索できると嬉しい!部内で共有できるとさらにいい!」
私たちの部署が扱っているのはアパレルで、売上は天候・気温に大きく左右されます。
特に上司の方々は計画・反省する中で過去と現在の天気をそれぞれ個人でいろんなサイトや過去の反省資料から集めているようでした。

【見つかった課題】
過去と現在の天気情報確認の簡素化

【考えたこと】
それを売上予測と連携させて、「今週末雪予報だから商品Aは在庫●●個必要」みたいなことも出来るとさらによさそうです!
夢ばかりが広がります、、、⛄⛄⛄

【判断基準】
・使用する人   ・・・少
・使用頻度    ・・・中
・デジタル化難易度・・・中

イメージ図。「昨年より降雪が早いから対応を!」のような。(画像内容はダミーです)

⑤競合店情報を一発で知りたい!

上司 Nマネージャー
チラシやSNSから情報を拾ってきていて手間がかかるんだよね。。
その情報を部長やグループ内でも共有したいんだ。
売場画像やチラシなどの情報が一目でわかると嬉しい!
さらにいうと競合の数値状況も知りたい!」
本当に上司の方は集めている情報が多いです、、、

【見つかった課題】
競合情報を簡単に集約したい

【考えたこと】
どこまでの情報を集めるかによって難易度は変わりそうです。

【判断基準】
・使用する人   ・・・少
・使用頻度    ・・・中
・デジタル化難易度・・・中

いろんなところに発信されている情報を効率的に集めたい!

聞いてみて感じたこと

皆さんは私が思っていた以上にデジタルを進めたい気持ちが大きいようでした。また私は自分が描いているゴールと職場の方が感じているゴールの違いを感じ、自分の考えが浅はかだったなと認識したのでした。

【自分】   特定の業務が時短化される
【職場の方】 時短化+他の用途でも活用できる
       時短化+精度高く
       時短化+数値改善に繋がる

時短化される、プラスアルファもしくはそれが何かに繋がって初めて意味があるんですよね!

今回上げた課題について、使用する人、使用頻度、デジタル化難易度、という視点で見てみましたが、取り組むべきはまずはデジタル化難易度が低いものからが良さそうです。
そして使用頻度が高く、普段から実用的に使えるものを取り組むべきと感じました。

今のところ取組み優先度が高いのは、、、


その視点での判断を今回しましたが、もう少し聞き取りをして、またデジタルで何が出来るか学んでから目標を定めていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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