コロナ騒動勃発直後のドイツの大学院への出願紀

2020年4月30日執筆 / 2022年3月24日加筆

20/21 WS (2020年秋スタート)のドイツの大学院への出願を行った過程をまとめます。

まず志望していたベルリン自由大学は、コロナの影響で出願の開始が半月延びて5月4日からに。出願締め切り日は未定とのこと。

⇒5月4日から6月30日までになりました。(日本の大学を卒業した日本人の場合)


問題は認証コピー(certified copy / Beglaubigung)です。


2020年4月、東京のドイツ大使館は、大学院への出願は緊急要件では無いため、認証コピーに対応することは出来ないと言いました。

大阪にあるドイツ領事館は、西日本在住の人以外は認証コピーの郵送をしない、と言いました。

ベルリン自由大学の担当者は「それじゃあまた次の学期に申請してね」と言いました。

住んでる場所によって将来が左右されるっておかしくないですか?

大学によっては、今すぐに認証コピーを出す必要が無いところもあります。

正直、ベルリン自由大学の対応には失望しましたが、諦めずに柔軟な対応を求めるメールを送り返し続けようと思います。

⇒2020年5月15日、ドイツの規制緩和に従って、東京のドイツ大使館も郵送での認証コピーの対応を始めました。

5月18日月曜日、必要書類をドイツへEMS郵送。無事締め切り内に対応していただけますように。


同封した書類
・認証コピー1部(学部の卒業証明書、成績証明書)
・Uni-assist支払い完了通知メール(Uni-assistのアカウント番号を記載)
・英語のスコア証明書(IELTS)
・ドイツ語のスコア証明書(Onset)

加えて、現状につき日本のドイツ大使館の手続きの遅れにより郵送が遅くなったこと、郵便状況によってはさらに遅れる可能性がある子と、しかし私の熱意は高いのできちんとスクリーニングしていただけるようにお願いのメッセージも同封しました。

結果、この大学で申し込んだ2コースとも合格はならず。

7月半ばにオンラインで全部出願できたバイロイト大学にも、締め切り前日くらいに出願しました。2週間後に、アクセプトのメールが来ました。他の諸々も鑑みて、2020年11月から、バイロイト大学に正規の修士課程の学生として進学、現地に渡独しました。いやーあれは大変だったな。また追記します。

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