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YUKIちゃんと共にあらんことを

小学校6年生の時、
CMで耳にした「Home Sweet Home」

それから32歳の今に至るまで
私の人生はYUKIちゃんと共にありました。

中学生のとき、
昨日まで仲良くしていた塾の友だちに
突然 無視されて苦しかった時には
「ふがいないや」
「つらいなあ。嫌。嫌。」の歌詞が染みた。

野球部の子を好きだったときには
「夏のヒーロー」を繰り返し聴いていた。

高校生のとき、
「愛に生きて」
「脳みその中まで踊るほどに幸せなの」
という歌詞を聴いて
いつかそんな幸せを味わいたいと思った。
(そしてこの時、この曲を
人生のテーマソングとすることを決めた)

「COSMIC BOX」
「隣の席のあの娘ズル休み」という歌詞で
同じクラスのミステリアスな女の子を
いつも連想していた。

センター試験の数学が難しくて
逃げ出したいぜ と思ったときには、
「The Great Escape(JUDY AND MARY)」
が頭の中でぐるぐる流れていた。

大学進学で実家を出る自分と、
「チャイニーズガール」で旅立つ
三つ編みの女の子が重なった。

大学生のとき、
初めてYUKIちゃんのコンサートに行った。
「Hello!」が流れた時の感動は
今でも忘れられないでいる。

就活の面接前には
自分を鼓舞するために
「誘惑してくれ」を何度も聴いた。

社会に出て、
なれない満員電車の中で
アルバム「FLY」を何周も聴いていた。

2021年、人生でいちばん苦しかった時期、
母と行った有明でのコンサート。
少し早めに待ち合わせて
一緒にインドカレーを食べた。
心に重くのしかかっていたことを
母に打ち明けて、ふたりで泣いた。
「灯」の歌詞が染みた。

2022年、ソロ20周年の記念すべき年。
名古屋でのコンサートに母と行った。
名古屋観光をして名古屋グルメを満喫した。
曲と曲の間、「星屑サンセット」をバックに
20年間のMVが流れた。どれも知ってる。
YUKIちゃんと 共に歩んだ20年間を
一緒に振り返っているような気持ちになった。

2023年、初めて一人旅をした
リリースされたばかりのアルバム
「パレードが続くなら」を聴きながら
レンタカーで島根を周遊した。

そして2024年、
ありがたいことに今年も
コンサートを開いてくれるらしい。
チケットが当たるように、
当落発表日まで徳を積もうと思う。




YUKIちゃんの曲を聴けば
その時の情景が今でも浮かびます。
病めるときも健やかなるときも
YUKIちゃんの曲が私のそばにありました。

YUKIちゃんが私に与えるパワーは強力で
それはYUKIちゃんの
タフネスさによるものだと思います。
ただ強靭なだけではなく
傷ついたことがあるからこその
強さなんだろうと思うのです。

20周年コンサートのMCで
「20年間いつも一緒にいてくれてありがとう」
とYUKIちゃんが言っていたけれど
「それは私のセリフです!!!!!」と
叫び返したい気持ちが
涙になってぼろぼろ溢れました。

これからも、
私の人生を彩ってくれるのは
YUKIちゃんの曲だろうと思います。




コンサート会場で感じたことを
忘れたくないので、
Apple musicのプレイリストに
当日のセットリストを作って
感想も一緒にメモしています。

あるとき、
見知らぬ人からの
プレイリストへのいいね通知が届き
はじめて公開設定になっていたことを知り
そっと非公開にしました(恥)


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