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4月は全体の半分

4月1日、新年度が始まりました。

4月は日本の暦では「卯月」、卯の花が咲く季節という意味です。

英語のAprilは、ラテン語のAprilisに由来し、「開ける」、「花開く」などの意味を持つラテン語の「aperire」から来ているというのが一般的な説です。また、美の女神アプロディテを指すとも言われています。

日本でも西洋でも、4月は花の咲く美しい季節としてしてしてとらえられてきたことがうかがえます。

4月にホームルームでいつもする話があります。

「4月は全体の半分」というお話です。

4月は12カ月の中の1ヶ月なので、数字上は12分の1なのですが、全体の半分くらいの重要性を持っているという例え話です。

学校は、4月から新年度が始まります。

新しい環境、新しい学校、新しいクラス、いろいろなものが新しくなります。教員にとっても、新しいクラスの担任、新しい講座の開講など、新しく始めることだらけです。

1年間続ける習慣をつくるなら、4月ほど適している時期はありません。

勉強でも、スポーツでも、趣味でも、何かを始めてみようと思ったら、まずは4月の間続けてみてください。

予習・復習の習慣や、朝の早起きなど、新しく始めるのには4月は絶好のチャンスです。

私たち教員も、クラスの仕組みを整えたり、授業講座の進め方のルーティーンを作ったり、とにかく4月は大切な時期です。

4月にできたことは、1年間続けることができる。逆に、4月に始めなかったことを、5月以降に急に始めるのもとても大変です。

そういう意味で「4月は全体の半分」です。

30日間を、大切に過ごしていきたいものですね。



*余談ですが、今日も180円出して新潟日報を買いました。

情報というものが、お金を出して買っているものだということを、あらためて実感させられる、今回の値上げです。

歴史を振り返ると、定期刊行物としての新聞が登場したのは17世紀頃のことになります。当時はとても高価で、17世紀末から18世紀にパリやロンドンで流行したコーヒーハウスは、個人ではなかなか買えなかった新聞を備え付けることで人気を博し、市民の情報交換や世論形成の場とな離ました。

歴史的にも、情報は本来、お金を出して買うものだったわけです。

もっとも、これまでも新聞自体は有料だったし、値上げも行われてきました。

2020年1月に、講読料が3093円から3400円に、一部売りが136円から150円になりました。それからわずか4年での今回の値上げで、講読料4000円、一部売り180円になりました。

僕が新潟に住んでいた頃は、一部売り120円や130円程度だったと記憶しています。(覚えおげな記憶なので、間違っているかもしれません)。

値上げ自体は仕方ないことかもしれませんが、ここ数年での急激な値上げに、今後もこのペースで値上げが続いたらどうなるのだろうと、心配になってきました。

新聞を一部200円や300円、400円出して購入しなければならない時代が、すぐそこまできているのかもしれません。


自動運転バス「ミコぴょん号」

今朝は息子と、市内の循環バスと自動運転バス「ミコぴょん号」を乗り継いで、実家にやって来ました。

はじめて乗る自動運転バスに息子も興味津々でした。


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