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おじさん構文なんて関係ないねと思ってたら思いっきりおじさん構文だった

おじさん構文。なんじゃそら。

そもそも、こういう感じで、誰かをそういう特徴付けとともに一つのカテゴリーに押しやって嘲笑するというのは、悪趣味でしかないと思うし、根拠も希薄なので、信ずるに足りないと思っていたのだが、気をつけなければならないこともあるので、ちょっと読んでみた。

特徴は5つとされる。

1.カタカナで始まる。「ヤッホー」「お疲れサマ」など。
2.聞かれてもいないのに、勝手に近況報告
3.あわよくば感丸出し「今度一緒にワインなんてどう? ナンチャッテ」
4.やたら絵文字、顔文字
5.メッセージが長く句読点が多い

らしい。
おっさん以外がこの特徴を使ってこないという証拠でもあるのか?
一つでも当てはまればおっさんなのか?(うちの学生は、女子学生でも絵文字多いぞ?)
とか思うけれど。

自分に当てはまらないものは、1.5.くらいか。この写真のメッセージほど絵文字も使わないので、4.も当てはまらないことにしよう。
3.あわよくば……まあ、否定はできない。仲良くなりたいとか、仲良くしたいと思うのは、人間の性であり、おじさんになると、寂しくなるのだ。ましかし、気をつけねばならないことは確か。

問題は、2.の「聞いてもいないのに近況報告」。

するっちゅーねん。

LINEではしない。なぜなら、LINEは短いのがデフォルトだから。
メールよ。メールで何やら近況報告が来るとする(実際に今週、ある若者から近況報告が来たのだ)。で、一応、その子の書いたことに対して返信する。

が、なんかそれだけだと、量が足りないような気になるのだ。おじさんという生き物は。あ、カテゴライズ。

メールで一行とかで返事できます? 某KS先生は、「分かりました」とか、「OKです」だけで返してくるけど、こんなのできる心臓は、持ち合わせていない。

結果、「そういえば昨日…」となる。大体が、喋りたがりなのだ。
授業の最初でも、「先週のワタクシ」を話している。

という話をMTYS氏にしていたら、「私も、堤さんのメール、最初の頃『どう返せば?』って思ってた」と言われて、ショック。

という話を、これまた今週の授業で一年生にしていたら、久しぶりにウケた。ぶつぶつ。中に、1学期にも僕のクラスだった学生がいて、「私も、先生から『今日はハンバーグを食べました』って来たことがある」と言われた。しーくしく。

近況報告というのは、そんなにいらんもんなのか?

そもそも、今週は「近況報告」というタイトルで向こうからメールが来たのよね。嬉しくね?

このご時世、話を長くすれば、いらんことを言う可能性が上がるので、できるだけ、用件だけで済ますというのが「安全」であることは理解できる。でも、それって寂しくね?

というわけで、近況報告は、し続けるのだろう。大体、ここに書いていることは、近況報告以外の何物でもない。


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