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ドラマ日記『鎌倉殿の13人』(第3話)

鎌倉時代、源頼朝(大泉洋さん)にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時(小栗旬さん)が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く大河ドラマ第61作『鎌倉殿の13人』の第3話。八重役のガッキー、新垣結衣さんの出番はまだ続くようです。

頼朝の叔父・行家(杉本哲太さん)が北条館を訪ねてくる。怪しがる政子(小池栄子さん)。しぶしぶ対面する頼朝だが、行家は平清盛(松平健さん)へ反旗を翻した後白河法皇(西田敏行さん)の御子・以仁王(木村昴さん)の令旨を携えていた。

息子・千鶴丸(太田恵晴さん)は密かに殺され、祐親(浅野和之さん)の家人・江間次郎(芹澤興人さん)に嫁がされた八重。第2話で物語から退場かと思われましたが、まさかの北条家の対岸の山に住んでいて(笑)。八重に手をふる政子のマウンティングが、今後の彼女の変貌を予感させます。

頼朝の夢枕に立つ後白河法皇は、西田さんの映画『ステキな金縛り』を彷彿。朝ドラ『カムカムエヴリバディ』に深津絵里さんが主演しているので、確信犯的な演出かな。

あとは、公家の三善康信の早とちり。三谷幸喜さんは、小林隆さんの使い方が上手いし、また小林さんの演技が絶妙で。さて、いよいよ来週から合戦が始まりそうで楽しみです。



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