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俳優ノート『横浜流星さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2021年春ドラマ『着飾る恋には理由があって』に出演する横浜流星さん。

俳優の人気度を明確に示す指標はないものの、インスタグラムのフォロワー数は一つの目安となるでしょう。現在、230万人超のフォロワーを誇る横浜さんは、俳優の中でもトップクラス。

そんな横浜さんですが、すぐにブレイクしたわけではなく。『仮面ライダーフォーゼ』(2011年)でドラマデビュー。『烈車戦隊トッキュウジャー』(2014年)を経て、映画『キセキ ―あの日のソビト―』(2017年)の出演者による“グリーンボーイズ”の一員としてCDデビュー、注目を集めます。

『兄友』(2018年)で映画単独初主演した横浜さんですが、ブレイクはさらに1年後、ドラマ『初めて恋をした日に読む話』(2019年)でした。ピンク頭の高校生、“ゆりゆり”こと由利匡平役で大ブレイク。Yahoo!検索大賞 2019など、さまざまな賞を受賞し、この年の“顔”となりました。

32歳の順子(深田恭子さん)は、三流予備校で講師をする日々。ある日、ひょんなことから知り合った由利匡平が「俺を東大に入れてくんない?」とやって来て…。超鈍感アラサー女子が、タイプの違う3人の男性からアプローチされる、笑って泣いてキュンとするラッキー・ラブコメディ!

ブレイク前には、当然脇役や端役が多いわけで、逆に今見ると新鮮だったりします。例えば、『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』(2016年)。深夜ドラマでB級テイストながら、テレビ東京の安定の面白さ。横浜さんは、コミュ障な元引きこもりという役どころ。

新人刑事の辰屋すみれ(中村蒼さん)。上司からの初命令は、“事件捜査のためアイドル【デカダンス】としてある番組に潜入すること”だった。しかも、急遽組んだメンバーは、個性豊か過ぎる面々…。最初は芸能界という特殊な世界に戸惑いながらも、事件を解決するたびに何故か売れてしまい…。

『あなたの番です -反撃編-』(2019年)など、連ドラ常連になった横浜さん。例の感染症を乗り越え、浜辺美波さんとW主演したのが『私たちはどうかしている』(2020年)でした。序盤、毎回のように二人のキスシーンがあり、ネットは盛り上がりました。

15年前。老舗和菓子屋の若旦那が何者かに殺害され、住み込みで働いていた女性職人が容疑者として逮捕される。互いに初恋の相手だったはずの七桜と椿は、容疑者の娘と被害者の息子となり、憎み合ったまま離ればなれに…。そして、15年の時を経て、二人は運命の再会を果たす。


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