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“つながり”を巡るetc…今週の『舞いあがれ!』

東大阪市と長崎県・五島列島を舞台に、空高く飛びたいと夢見る舞(浅田芭路さん→福原遥さん)が、パイロットになるべく努力を重ね、やがて夢の飛行機作りに情熱を燃やす朝ドラ『舞いあがれ!』の第22週「冒険のはじまり」。

舞が金網工場の小堺(三谷昌登さん)から難癖をつけられた月曜日。オープンファクトリーを成功させた舞でしたが、実際には苦境にある工場も多いことを改めて突き付けられ。

一方、編集者のリュー北條(川島潤哉さん)から、旅紀行の連載の提案をされた貴司(赤楚衛二さん)でしたが、大樹(中須翔真さん)らが集う「デラシネ」を休店させることに躊躇いがあるようで。

会社を畳むといい始めた小堺を説得し、舞が町工場を連携させ、小堺の工場の技術を使った金網ハンモックが完成した火曜日。「なにわバードマン」のOBで浪速大学准教授の渥美(松尾鯉太郎さん)の伝手で河内大学を紹介され、舞は得意の営業力を発揮。売り込みに成功し、ハンモックより大きな仕事をゲット。

「デラシネ」では、貴司が最近店に来ない陽菜(徳網まゆさん)の様子を大樹に尋ねたところ、「カラオケとかゲーセンで忙しいんちゃう?」との返事。小学校から中学に上がると、急に疎遠になる友達関係ってあるある。

舞が、河内大学からフリースペースのインテリアデザインという新たな依頼を受けた水曜日。新聞社の御園(山口紗弥加さん)がらは「仕事にしたら!?」と起業の提案。記者から営業に回された御園も一緒にやりたいと。店を出た二人は、舞の母・めぐみ(永作博美さん)とバッタリ。

この日の放送では、久留美(山下美月さん)が悠人(横山裕さん)と再会し、さらにいい雰囲気に。久留美の父・佳晴(松尾諭さん)も「ノーサイド」の店主・津田道子(たくませいこさん)にデートの誘い。父娘Wでゴールインするでしょうか。にしても、久留美のステップアップ先が気になる。

陽菜が久しぶりに「デラシネ」に顔をだした木曜日。中学生になり、周りに合わせるあまり、大樹の絵を一緒に「キモい」と言ってしまったと告白。「(気まずくて大樹に)会いたない」という陽菜に貴司は、言葉の意味を教えた上で、「陽菜ちゃんの気持ちにピッタリ来る言葉はどっちやろ?会いたないんか、合わせる顔がないんか」と。

起業の件をめぐみに話した舞。社長としては慰留したいが、母としては応援したいと。めぐみは悠人に相談。起業は簡単ではないという悠人に、舞は下請け町工場の現状を「周りに合わせて、言われるままに値段下げてく内に、自分の良えとこ失くしてしまうねん」と、陽菜の話とリンク。

大樹と陽菜の一件もあったせいか、貴司もついに短歌教室付きの旅紀行連載を引き受けることに。ただし、月に7日間だけ。その間はバイトを雇うことにして、バイト募集も短歌で「この小舟 守ってほしい月七日 ときどき本の 売り買いもして」と。

北條の企画書では、第1回が貴司を救った長崎県五島列島、第2回が高知県牧野氏植物園(次の朝ドラ『らんまん』のモデル・牧野富太郎博士を記念した植物園のことか)、第3回が広島県尾道市。尾道は大林宣彦監督でも有名ですが、ゆかりの文人も多く、「文学のこみち」が整備されています。

舞の事業計画に悠人がダメ出しした金曜日。このままでは自分なら投資しないと告げた上で、めぐみに意向を問うと投資したいと。そこで、悠人は唯一の策として、IWAKURAの子会社としての起業を提案。めぐみも舞も受け入れたとこから、話がまとまりました。悠人が上手く誘導した形ですね。

新会社設立に向けて走り出した舞たち。社名は五島弁も含めた「こんねくと」に決定。事務所は、これまで様々なドラマが起こった通称「柏木公園」前で、いつも「テナント募集」が気になっていたあのビル内に!

今週二度目の悠人と久留美の再会。再び柏木公園でビール飲みながら、さらにいい雰囲気。社会貢献的な意味で投資をするようになった悠人に、久留美は「カッコいいですね」。それに悠人は「今頃気付いたん!?」との返し。予告からすると、来週あたりに二人は進展するかな。


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