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長屋住まいと寿恵子との再会…今週の『らんまん』

江戸時代末期、土佐の裕福な商家に生まれた、後の天才植物学者・槙野万太郎(森優理斗さん→小林優仁さん→神木隆之介さん)。東京帝大植物学教室の助手として研究に没頭。理不尽な目に合うも、夢のために情熱を失わず突き進んでいく、朝ドラ『らんまん』の第6週「ドクダミ」。

東京編がスタートした月曜日。万太郎と竹雄(志尊淳さん)は、まずは野田基善(田辺誠一さん)に博物館へ会いに行き。躊躇する竹雄に、万太郎は「峰屋を出た今、おまんはわしの従者じゃない。相棒じゃき」と相棒認定。竹雄嬉しそう。

その後、名教館時代の学友・広瀬佑一郎(中村蒼さん)と再会。立派になった佑一郎。下宿先も紹介してもらっていましたが、万太郎が高知から事前に送りつけた植物標本の多さが問題となり、結局自分たちで新たな下宿先を探すことになりました。

下宿先探しが難航していた火曜日。目を離した隙に、大事な標本が入ったトランクを、倉木隼人(大東駿介さん)に盗まれてしまい。質入れされるかもと探していたら、偶然にもトランクを質入れしようとする倉木の妻・えい(成海璃子さん)が飛び込んできて。

トランクは取り戻したものの、標本がないことから、えいが住むという長屋を訪ねるのですが、ちょうど隼人が標本を燃やそうとしていて…。東京初日から牛鍋を食べたり、「峰屋」の仕送りを期待するなど、万太郎のお金にルーズな面が気になります。そうそう、万太郎らと擦れ違いでしたが、寿恵子(浜辺美波さん)が再登場。

隼人と標本の返還交渉、最後には「返しや!」と万太郎が啖呵を切った水曜日。倉木夫婦の子供が熱を出したため、万太郎は自分の熱冷ましを与え、医者を呼び、その治療代まで払ってやりました。

えいと長屋の住人らは万太郎に感謝し、もてなそうとしますが、隼人はどこかへ行ってしまいました。元彰義隊のようですから、背中傷と共に、心の傷を負っているのでしょう。翌朝、長屋に泊まった万太郎は、空き部屋があると聞き、早速、住みたいと申し出ました。

万太郎が十徳長屋を二間借りることとになった木曜日。長屋の皆さんも下心があったらしく、引っ越しの手伝いを積極的にやってくれて。 一息ついたところで身の上話をすることとなり、「勘当されたつもりで出てきた」と万太郎が話したところで掌返し(笑)。

万太郎がなんとかお願いして、みんなとドクダミを採集していると、隼人が帰宅。万太郎は約束の100円を手渡すも、隼人は心を閉ざしたまま。その後、こうしたお金の使い方は最後にして欲しいと、竹雄から「峰屋は若
の財布じゃない」と何度も復唱させられる万太郎でした(笑)。

峰屋のタキ(松坂慶子さん)と綾(佐久間由衣さん)の元に、万太郎から近況を知らせる手紙が届いた金曜日。早くも長屋に馴染んだ万太郎と竹雄。隼人も思うところがあったのか、朝から仕事へ。

引っ越しの手伝いをしてくれた長屋の皆さんへのお礼も兼ねて、菓子を買いに想い人がいるらしい白梅堂を訪れた万太郎と竹雄でしたが、いたのは男性。仕方なく、店の菓子を全て購入し帰宅しようとしていると、突然その想い人・寿恵子が現れて。

突然のことに饒舌になる万太郎。その衝撃をアドリブで「ズギャンッ!」と表現した神木さん。万太郎帰宅後、寿恵子は『南総里見八犬伝』を読みながら、「尊い!」などと発言するオタク設定。そこに、玉の輿話を持ってきた叔母の笠崎みえ(宮澤エマさん)が現れて…。


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