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ドラマ日記『大病院占拠』(第8話)&『自由な女神』(初回)

日本が誇る大病院を、鬼の面を被った武装集団が占拠。医師や職員が人質になるな中、休職中の捜査官・武蔵三郎(櫻井翔さん)が事件に立ち向かっていくノンストップ籠城サスペンス『大病院占拠』の第8話。

武蔵は何者かにハメられ、院長・播磨(津田寛治さん)を殺した疑いをかけられてしまう。真相を知る青鬼・耕一(菊池風磨さん)から、「真犯人は警察内部にいる」と教えられた武蔵は、疑惑を晴らすために署から逃走。

相模(白洲迅さん)と志麻(ぐんぴぃさん)の協力を得て、病院内に再侵入した武蔵。隠されていたSDカードを入手。播磨を殺していたのは、本部長の備前(渡部篤郎さん)で、自分でもそれを認めました。

一方、人質内の鬼のスパイ・看護師の安芸しおり(呉城久美さん)の暗躍により、地下4階に進むためのパスワードを手に入れた青鬼は、知事(筒井真理子さん)と武蔵の妻・裕子(比嘉愛美さん)を連れて、地下4階へ向かいました。また、紫鬼=相模でした。「P2計画」がそろそろ判明するかな。

地元の工務店で働く25歳のサチ(井桁弘恵さん)が、ドラァグクイーンのクールミント(武田真治さん)との出会い、人生が180度真逆に動き始める、三角関係あり、ファッションありの、ちょっとディープな上京物語『自由な女神 -バックステージ・イン・ニューヨーク-』の初回。

吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」のシンクロ率日本一のような、とある地方都市の工務店で働くサチ。何もない街だから、何もない私は溶け込めている…。そんなサチの前に突然現れたのは、超ド派手なメイクと衣裳をまとったドラァグクイーンのクールミント。

『お耳に合いましたら。』『メンタル強め美女白川さん』と、このところ急速に売れっ子となっている井桁弘恵さん。同じ福岡出身で同年代の橋本環奈さんや今田美桜さんに比べると、やや地味な印象もありますが、そこが今回の地方の地味女子(磨けば光る子)役にピッタリ。

原作では、日本からニューヨークへ主人公は行くのですが、予算の都合上でしょう、地方から東京という設定。ドラァグクイーン役の武田真治さんは『凪のお暇』や『妻、小学生になる。』でも、似た役をやっているので安定感。

保守的な父(小木茂光さん)の刷り込みで、無意識に自分の夢を抑圧していたサチが、クールミントの無茶ぶりに応える中で自分を解放し、ついには父と向き合い、東京行きを決めるまでが描かれました。古川雄輝さんがセクシーな役で出ています(初回は半裸を披露)。

余談:普段はあまり見ないのですが、地元福岡のローカル番組『華丸・大吉のなんしようと?』はTVerでも配信されています。博多華丸・大吉さんらが、ゲストと共に福岡県内を街歩き。

ミュージカル界のプリンスといわれる井上芳雄さんと福岡市早良区西新へ!人生で2番目に長く住んだエリアなので、見てみました。知りませんでしたが、井上さんはこの地域にある西南高校出身とか。

昔から行きつけのラーメン屋に行くと、同じくこのエリア出身の椎名林檎さんや、松重豊さんのサインなどもあり。今回はかなり面白い仕上がりになっていました。


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