卒業式の日に4階から突き落とされた教師・九条里奈（松岡茉優さん）が、「死にたくない！」と願った瞬間、始業式の日の教室に戻り、真相を突き止めるために、生徒と本気で向き合っていく“新時代”の学園ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』の第5話。

1か月後に文化祭を控えた鳳来高校だったが、九条は『１周目』の人生でその青春の舞台が『消滅』する事を知っていた…。その状況を覆す鍵を握るのは…周囲から『変り者』と呼ばれる瑞奈（詩羽さん）であった。九条は瑞奈に告げる。「あなたの力で、彼らの常識を覆して欲しい」と。

一周目の人生では、文化祭の前日に文化祭関連の物が破壊され、中止に追い込まれるのですが、二回目の今回は一週間早まっており、鵜久森（芦田愛菜さん）は「今回はまだあと1週間ある。」発言。鵜久森二週目人生がほぼ確定。

文化祭の再準備も間に合い、トリはプロのアーティストであるニカの歌。「普通ってなんだよ？」から始まる前説からの、椎名林檎さんの「17」を熱唱。さすが「水曜日のカンパネラ」のボーカル。キャラクターも詩羽さんに当て書きしたのかな。

最後は、東風谷（當真あみさん）が鵜久森に「もしかしたら、鵜久森さんのこと好きかもしれないんだ」と発言。まさかの百合展開⁉

並外れた推理力や洞察力、論理的思考を持つ天才刑事・天草那月（増田貴久さん）と、目視によって“殺人者”を識別できる才能を持つ高校生・四鬼夕也（浮所飛貴さん）がバディを組み、様々な難事件に挑む本格ミステリー『ギフテッド』の初回。

天草那月は、飛び降り自殺と思われた現場で真犯人を言い当てたクールな高校生・四鬼夕也と出会う。夕也は「俺には殺人者が視える」と那月に告げた。そんな夕也に興味を持った那月は、殺された富豪・稲垣剛蔵（六平直政さん）の捜査に強引に協力させてしまう。

殺人者の周りに黒い影が見える夕也が示したのは、稲垣の亡妻・静江（大田沙也加さん）の連れ子だった一樹（黒羽麻璃央さん）、修二（菅生新樹さん）、拓三（植村颯太さん）の三兄弟。完璧なアリバイがある3人のアリバイ崩しをするのが、那月の役回り。

仲が悪く見えた三兄弟でしたが、実は3人が協力して稲垣を殺害。アリバイをお互いに補完していました。遺産目当てと思わせて、密かに殺されていた母の復讐というどんでん返し展開。本当は仲が良かった兄弟愛的な人情ドラマな側面もあり。

「四鬼神流古武術」家元家に生まれた夕也の設定もいいですし、なにより脚本がよく、予想以上に面白かったです。夕也を演じる浮所さんは、ジャニーズJr.内男性アイドルグループ・美 少年のメンバー。退所した元King & Princeの平野紫耀さんに、声も顔もよく似ています。

夕也の母・舞歌（田中麗奈さん）が殺された四鬼家は経済的に困窮しており、那月が下宿することで家計も潤うことに。その対価として、半ば強引に夕也は今後も捜査に協力させられるようです。