新ドラマ『じゃない方の彼女』&『和田家の男たち』&『群青領域』

作詞家やプロデューサーとして知られる秋元康さん。映画やドラマの企画・原案も多く手がけていて、現在放送中のドラマ『漂着者』のほか、次のクールでも『真犯人フラグ』『この初恋はフィクションです』に関わることが発表されていました。

そんな秋元さんが、さらに企画・原作を担当するドラマ『じゃない方の彼女』も10月からスタート。濱田岳さんが主演する不倫ラブコメで、脚本は『極主夫道』のモラルさんほか。演出はドラマ『来世ではちゃんとします』や映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の三木康一郎さん。

愛する妻と娘に囲まれて、大学の准教授として真面目に暮らしてきた男(濱田さん)に訪れた人生の転機。偶然出会ってしまった"運命の相手"はまさかの教え子だった…不倫はダメだと思いながらも、天然魔性な女子大生に翻弄され、運命に抗おうとする不倫コメディ。

脚本家に10割バッターはいませんが、ほぼそれに近いのが大石静さん。朝ドラ『ふたりっ子』や『セカンドバージン』、『家売るオンナ』シリーズなどで知られますが、最近でも『大恋愛〜僕を忘れる君と』『恋する母たち』『あのときキスしておけば』と外れなしの面白さ。

そんな大石さんの新作『和田家の男たち』が10月期に登場。主演は嵐の相葉雅紀さんで、共演に佐々木蔵之介さんと段田安則さん。佐々木さんは、大石さんの朝ドラ『オードリー』でブレイク。段田さんも『ふたりっ子』など大石作品の常連。舞台出身の実力派を揃えてきましたね。

息子(相葉さん)はネットニュースの記者、父(佐々木さん)はテレビ局報道マン、祖父(段田さん)は新聞記者。3世代がそれぞれ異なったメディアに携わっているマスコミ一家の「和田家」を舞台に、男だらけの家族が織り成す異色のホームドラマ。

韓国の人気女優ながら、近年は日本でも活動しているシム・ウンギョンさん。映画『新聞記者』(2019年)では、外国人として初めて、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞しました。

『七人の秘書』(2020年)で日本のドラマ初出演を果たしましたが、作品がちょっとあれでした。そんな彼女が主演するNHKドラマ『群青領域』が10月から放送決定。脚本は気鋭の劇作家・長田育恵さん。全10話ですから、なかなか見応えがありそうです。

超絶的な人気を誇るバンドのメンバーだった主人公ジュニ。母国韓国で挫折、傷つき日本へやって来た。SNSの標的にもなり、音楽さえも怖くなり、全て投げ出し海辺の町へ。そこでジュニは、狭い価値観の世界を脱出して、音楽を取り戻し、「一人の人間」として、力強く羽ばたいていく。



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