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ドラマ日記『東京ラブストーリー』(最終回)


1990年代恋愛ドラマの金字塔を、2020年の東京を舞台にリメイクしたラブストーリー『東京ラブストーリー』の最終回「ただ、そこにあるもの」。元上司の和賀(眞島秀和さん)が完治(伊藤健太郎さん)を殴るなど、恋愛は時に正常な判断が出来なくするものだなと、再認識した最終話でした。

完治はリカ(石橋静河さん)が妊娠していることを知り、言葉を失う。やがて、完治は和賀から「リカにプロポーズした」と伝えられる。リカからも「和賀と結婚する」と聞いていた完治だったが、リカが突如姿を消してしまう…。

リカの愛情の重さに、先週までは嫌気がさしていた完治でしたが、今週は豹変。リカの行く先に目星がつき、さとみ(石井杏奈さん)を突き飛ばしてまでリカに会いに行く展開。某コラムで「カンチ言ってることブレブレ」と揶揄されてましたが、人間の感情にはままそういうところがあります。

一方、三上は結婚式中の尚子(高田里穂さん)を強奪するという、映画『卒業』スタイル。尚子自身もそれを期待していた節があり、いやいや最初から三上にしとけばよかったじゃん(笑)。あとに残った新郎と家族は地獄だぞ。

そして、昔約束した愛媛の夏祭り会場の近くで、リカを発見した完治。「リカを愛してる」からのキス、そして夏祭りを楽しむ二人。しかし、リカは綿菓子を買いに行ったまま、完治の前から姿を消すのでした。最後の思い出は美しいまま、封印されたということでしょうか。

数年後、完治とさとみは結婚を決め、リカは現代アーティストとして注目されると共に、一人で男の子を育てている所で終了。この続きは続編マンガ『東京ラブストーリー 〜After 25 years〜』に描かれているのですが、驚きの結末が待っています。



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