自動車修理工・間宮響（竹内涼真さん）に、次々と脅威が襲い掛かる、絶体絶命のサバイバルラブストーリー『君と世界が終わる日に』が17日スタート。本格的なゾンビ＆アクションで見応えがありました。

恋人の来美（中条あやみさん) にプロポーズをしようとしていた間宮響（竹内さん）でしたが、トンネル崩落事故に遭遇。4日後、なんとか脱出するも世界は一変。変わり果てた街には、わずかばかりの生き残りと、彷徨う “生ける屍”たちだけで…というストーリー。 

昨年、日曜劇場『テセウスの船』に主演した竹内さん。ツッコミどころ満載だった作品ながら、苦境に立ったキャラをやらせた時ほど輝く竹内さんが、熱量高く演じて大ヒット。本ドラマものその進化系で、『テセウスの船』風追い込まれ演技＋アクション＆ラブストリーと欲張りな作品。

序盤、来美との絡みがあまりにもあっさりだったので、やはりSeason2をHuluでやるので、背景など諸々を端折るのか、と思わせましたが、ラストに高校時代のエピソードを持ってくるという変化球。映画『一礼して、 キス』もそうですが、弓道着の美男美女はなんだか色っぽい（笑）。

基本的にはゾンビもの作品のお約束を守りつつ、弓道が武器というのがちょっと目新しいかな。ゾンビ化の原因や汚染地域の範囲、救出の可能性の有無などがわからないというのも、定番ながらパニック感。横須賀駐屯地の新キャストが今日解禁されたので、小出しに情報を出していくのでしょう。

まずまず楽しめた初回。Season1だけで、とりあえず納得できるストーリーを期待しています。