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女優ノート『杉咲花さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年秋ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜 』に主演する杉咲花さん(旧芸名:梶浦花)。研音所属。

子役として活動した後、2011年から現在の芸名に。同年、味の素「Cook Do」のCMで回鍋肉を美味しそうに食べる少女として、一躍注目されます。2014年には、ムロツヨシさんや橋本環奈さんと並び、日経トレンディ「2015年の顔」に選ばれており、早くから期待されていたことがわかります。

『妖怪人間ベム』(2011年)や『黒の女教師』(2012年)経て出演した『
夜行観覧車』(2013年)の感情を爆発させる、鬼気迫る演技が凄かった。朝ドラ『おかえりモネ』の鈴木京香さんが母親役で、父親役は 宮迫博之さん。夏木マリさんも出てたなあ。

憧れの高級住宅街にうずまく複雑な人間関係と、そこで起こる事件。犯人は誰なのか、そしてその動機は…。それぞれの“家族の絆”は再生できるのか!?湊かなえのベストセラー小説をもとに描く、珠玉のサスペンスドラマ。

映画では、ヒロインを演じた『トイレのピエタ』(2015年)の後、『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016年)では、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞をすでに獲得。朝ドラ『とと姉ちゃん』(2016年)に出演する頃には、すでにかなり知名度は上がっていた印象。

『学校のカイダン』(2015年)など学園ドラマも多く経験してきた杉咲さん。一つ作品を挙げるなら、やはり主演した『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(2018年)。視聴率は低迷しましたが、なかなか面白かったですけどね。『おかえりモネ』の今田美桜さんも本作でブレイク。

英徳学園の高等部2年生・音(杉咲さん)は、父が経営する会社が倒産し、“隠れ庶民”として学園に通っていた。一方、“F4”の道明寺司に憧れる神楽木ホールディングスの御曹司・晴(平野紫耀さん)は、学園の栄光を取り戻すため、幼馴染らと“C5”を結成し、“庶民狩り”を行っていた。

最後は、主演した朝ドラ『おちょやん』(2020年)ではなく、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年)。女子体育の先駆者・シマ&その娘・リクの二役で登場。

神回と言われた第26話「明日なき暴走」のキーマン・人見絹枝(菅原小春さん…また『おかえりモネ』)を見出したのがシマなら、同じく神回の第39話「懐かしの満州」で悲劇の死を遂げる小松(仲野太賀さん)の新妻だったのがリク。綾瀬はるかさんの裏ヒロインともいうべき活躍でした。傑作。

“日本で初めてオリンピックに参加した男”金栗四三と“日本にオリンピックを呼んだ男”田畑政治。この2人がいなければ、日本のオリンピックはなかった。1912年のストックホルムオリンピックから、1964年に東京オリンピックが実現するまでの日本人の“泣き笑い”が刻まれた激動の半世紀を描く!

余談:TVerでドラマ『アンナチュラル』が、第8話から最終回まで配信スタート。何度見ても面白い、野木亜紀子さん脚本の最高傑作をまた見よう!

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