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ドラマ日記『花咲舞が黙ってない』(初回)

メガバンク東京第一銀行を舞台に、銀行の古い体質や不条理に黙ってられない花咲舞(今田美桜さん)が、毎回支店や本部で巻き起こる事件や不祥事を、スッキリズバッと見事に解決していく痛快銀行エンターテイメント『花咲舞が黙ってない』の初回。

東京第一銀行羽田支店の窓口係の花咲舞に、突然の人事異動!異動先は本部臨店班。相棒の相馬健(山本耕史さん)にやる気がないのは気になるが、エリート女性行員、昇仙峡玲子(菊地凛子さん)に憧れを抱いた舞は、本部に大抜擢!と大張り切り。

2014年、2015年に杏さん主演で大ヒットした同名ドラマを、今田さん主演でスタートしたシーズン3。シーズン1、2で、舞とコンビを組んでいた相馬役の上川隆也さんは、叔父役となり、大杉漣さんが演じた舞の父が営んでいた居酒屋を継いでいるという設定。

上川さんが演じていた相棒ポジションの相馬には山本耕史さん。榎木孝明さんだった辛島支店統括部長には神尾佑さん。塚地武雅さんだった芝崎支店統括部・次長には飯尾和樹(ずん)さん。

生瀬勝久さんが演じた真藤に当たるのが、紀本(要潤さん)ですが、ヒール度高めの模様。昇仙峡玲子(菊地凛子さん)は、ポジション的には甲本雅裕さんが演じた児玉に当たるのでしょうが、ちょっとキャラクターは違いますね。

ドラマの大きな枠組みはこれまでのシーズンを踏襲。嫌われ者の臨店班ながら、やる気の舞。それに引っ張られるように支える相馬(元々が優秀で実は熱い)。わかりやすい悪役と、諦めずに突き止める悪事。「お言葉を返すようですが」からのぶった切り。『水戸黄門』的カタルシス。

一話完結で進みながら、最終的には銀行の巨悪と対峙することになるのでしょう。恐らくは、敵方に見える昇仙峡が最後に寝返って、紀本が成敗(左遷)されると予想。

世帯視聴率はこのご時世ですから仕方ないとして、杏さんのイメージを上書きした今田さんの花咲舞も似合ってますね。山本さんをバディーにつけた時点で安心ですし、上川さんがいてくれるのも、これまでのシーズンファンには嬉しい所。別居中の妻役は誰が出てくるんでしょう?

余談:気が付けば、劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』がすでに公開されていました。転居に伴い、普段使いの映画館も変更することにしましたので、新たに会員登録。シネコンが入居しているスーパーも広そうで、探索してきます。


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